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インデックスファンドとアクティブファンドはどう違う? 向いている人、初心者におすすめなのは

マイナビニュース / 2024年12月18日 8時30分

画像提供:マイナビニュース

投資信託は、運用方針の違いによって主に「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の2種類に分けられます。これから投資信託を始めようとしている方には、これらの違いやどちらを選べばいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、インデックスファンドとアクティブファンドの特徴やそれぞれに向いている人、初心者におすすめのファンドについて解説します。

■インデックスファンドとアクティブファンドの違い

インデックスファンドとアクティブファンドは、運用目標や組入銘柄、コストなどにおいて違いがあります。それぞれの特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。
<インデックスファンド・アクティブファンドの特徴>

・運用目標

インデックスファンドとは、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)など、あらかじめ定めた目標(ベンチマーク)に連動する運用成果を目指すファンドです。特定の指数と似た値動きをすることで市場並みの運用成績が期待できますが、基本的には市場の平均を大きく超えるリターンは得られません。

一方、アクティブファンドは特定の指数を上回る、または指数にとらわれずにリターンの獲得を目指すファンドです。「ファンドマネージャー」と呼ばれる運用のプロが、市場や投資先企業を徹底的に調査・分析したうえで組み入れる銘柄を決定します。

・組入銘柄

インデックスファンドの場合、組み入れる銘柄は特定の指数の構成銘柄と同様です。一方、アクティブファンドの場合、ファンドマネージャーが国内外の企業の経営陣やIR担当者を訪問するなど、さまざまな方法で調査・分析を行い、組入銘柄を決めます。

株式市場においては、今後成長が見込まれる銘柄や、企業の本質的な価値が適切に評価されていない、割安な銘柄も存在します。多くの中からそうした銘柄を選別して投資を行うのが、アクティブファンドの特徴です。

・コスト

ファンドマネージャーが投資先の調査・分析を行うアクティブファンドに比べ、インデックスファンドは信託報酬(投資信託を保有している間、支払い続ける手数料)などのコストを低く抑えられる傾向にあります。これは、インデックスファンドは指数に基づくポートフォリオ(所有する金融商品のラインナップ)が構築されるためです。

一方、アクティブファンドは調査や分析等を行うための人的コストがかかり、指標に合わせてあまり手間をかけずに組入銘柄を決めるインデックスファンドよりも手数料が高くなる傾向にあります。

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