禁煙すると眠くなる? ~たばこと眠気の意外な関係~

nemgym(ネムジム) / 2014年12月29日 19時30分

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禁煙すると眠くなる? ~たばこと眠気の意外な関係~

喫煙者の間では、眠気を防止するためにたばこを吸っていると主張している方たちもいるようですが、それは本当のことなのでしょうか? この話、あながち嘘ではないようです。貨物列車の運転士には、睡眠を防止する観点から、内規として喫煙が認められており、運転席には灰皿が置かれているところもあるとか。 「それでは、一概に喫煙が悪いとはいえないのでは?」という声も出てくると思います。しかし、調査してみると、喫煙によって得られる眠気の解消には、思わぬ落とし穴があることがわかってきました。

喫煙が眠りにもたらす弊害とは?

たばこを吸うことで眠気を防止する効果を得られますが、喫煙者が不眠を訴える割合が、非喫煙者の4~5倍にも上っていることも事実のようです。また、喫煙者の眠りがとても浅いこともわかっており、眠りの質に関しても理想的な睡眠とはほど遠いことが多いようです。それでは、一体なぜそのようなことが起こるのでしょうか? たばこにはニコチンが含まれています。このニコチンには、人間の体の交感神経に作用して、緊張や興奮を高めるアドレナリンの分泌を促進させる効果があります。つまり、このアドレナリンが分泌されることで眠気を打ち消すことができるのです。 しかし、たばこには中毒性があるのでヘビースモーカーになると、2~3時間ごとにたばこを吸わなくては精神を落ち着かせることが困難になってしまう人がいます。たばこを吸う度に体が興奮状態になるので、安眠を妨害し、それが日常化すると寝つきも悪くなってしまいます。これが、喫煙者が抱える不眠の構造といわれています。 さらに、たばこを吸うと一酸化炭素を大量に摂取することになり、体から多くのビタミンCが失われます。そうなると体力の回復を図ることができずに、体調不良の原因にもつながるので注意が必要です。

禁煙をして心地よい眠気を得るために気をつけたいこと

「禁煙しなければいけないことはわかっているけど、どうしても喫煙をやめられない」という方にオススメしたい禁煙をするための3つのコツについてくわしく解説していきましょう。手軽にできる方法ばかりなので、ぜひ試してみてください。

■禁煙を開始する日を設定

いつでもいいので、禁煙を開始する日を設定します。1日や10日などの月の節目、記念日など、わかりやすい日に設定しておくといいでしょう。開始日を決めたら、カレンダーに目立つように印をつけて「禁煙をする理由」などを記入しておくのも効果的です。

■たばこが吸いたくなった時の対策法を考えておく

ヘビースモーカーの方の多くは、禁煙を開始して2~3日ほどすると「離脱症状」が表れはじめます。これは、いわゆる禁断症状のようなもので「たばこがどうしても吸いたい!」という欲求が強くなったり、落ち着きがなくなったり、体がだるくなって頭痛が起きるなどの症状が出現してしまうのです。 この「離脱症状」は10~14日ほど続くといわれていますが、この期間を乗り越えることができたら、禁煙の大きな壁を一つ突破したことになります。事前に「離脱症状」の対策法を練っておくといいでしょう。 例えば「朝起きてすぐにたばこを吸いたい」という場面では「すぐに顔を洗うようにする」や、「お酒を飲むときに吸いたくなる」という時には「冷えた水を置いておき、吸いたくなったら飲む」などの手軽にできる対策方法を実施してみましょう。

■「なぜ禁煙したいか?」という理由を挙げる

たばこが吸いたくなったら、禁煙を決意した理由を思い返すようにしましょう。理由は何でも大丈夫。「自分の健康のことはもちろん、家族の健康を守るため」「たばこ代にかけていたお金を節約したい」などの理由を、思い返せるようにメモをして、財布の中に入れたり、部屋の目のつく場所に書き出しておいたりするといいでしょう。 これらの方法を実践するには、自分の生活のリズムをきちんと把握しておくことが必要不可欠。自分の生活リズムがつかみづらいという方は「体内時計.jp」にくわしい情報が掲載されているので、参考にしてみてください。

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