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Salyu 「話したいあなたと」第二回:津野米咲(赤い公園)

NeoL / 2015年2月28日 3時34分

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Salyu 「話したいあなたと」第二回:津野米咲(赤い公園)

 

全4回にわたってお送りするSalyuの対談企画「話したいあなたと」。第2回目のゲストは、前回のオカモトレイジ同様、Salyuの大ファンである赤い公園の津野米咲。下北沢の街を歩きながらの楽しい撮影を経て行われた対談は、ふたりの深く強い音楽愛が交差する興味深いものとなった。

 

——楽しい撮影でしたね。

Salyu「ね!」

津野「プリクラがすごかった!」

Salyu「私は高校生以来のプリクラ体験でした(笑)。最新のプリクラはすごいですね。夢中になっちゃった」

津野「私も高校生以来かも。赤塚不二夫記念館で撮ったのを覚えてます(笑)」

——Salyuさんは普段、下北沢に来ることってありますか?

Salyu「そんなに詳しくはないんですけど、友だちとお茶したりご飯食べたり。あと、実は下北沢の美容院に通ってるんですよ。だから定期的に来てはいるんです」

津野「私も普段あまり来ないんですけど、新宿にあるリハーサルスタジオの予約がいっぱいだったときに下北沢のスタジオに行きます。それと、下北沢GARAGEにおじいちゃんの形見のギターを置きっぱなしにしてますね(笑)」

——前回のレイジくんと同じく米咲ちゃんもSalyuさんの大ファンということでこの対談が実現しました。

津野「ありがとうございます。今日は感激してます。(2014年)5月に六本木ヒルズアリーナであったフリーライブのイベント(『TOKYO M.A.P.S』)で初めて同じステージに立てて」

Salyu「そのイベントの告知番組がJ-WAVEであって。イベント前に話せたのもよかったね。あのとき初めてお顔も見てご挨拶させてもらって」

津野「あのときも緊張してました。私はLily Chou-Chou時代からSalyuさんの大ファンなので」




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——Salyuさんの歌のどういうところに惹かれてますか?

津野「歌が耳にスッと入ってきて強く心を動かされるから、最初はSalyuさんが曲を作ってると思ってたんですよ。でも、そうじゃないって知ったときにますます好きになって。こんなに歌うことに集中してる人がいるのかと思って」

——六本木のイベントの前に米咲ちゃんはSalyuさんのワンマンライブを観に行って、感動のあまり号泣して終演後に挨拶するはずができなかったというエピソードもあるんですよね。

津野「そう。終演後の挨拶って関係者の方がいっぱいいるじゃないですか。そのなかでひとりワンワン泣いてたら恥ずかしいなというのもあって。お顔を拝見したらこらえられなくなると思ったので失礼したんです。でも、それくらいすばらしいライブでした」

Salyu「ありがとうございます。前回のレイジくんもそうだけど、こうやってフレッシュに輝いているアーティストのみなさんが私のファンだと公言してくれることがとってもうれしいです。信じがたく、ありがたいですね」

津野「レイジくんとメールでSalyuさんの話をしたりします(笑)。ここまでプロフェッショナルに歌と向き合ってる方ってなかなかいないと思うので、迷いなく大好きです」

——米咲ちゃんが特定のシンガーにここまで夢中になってるのは珍しいのかなとも思うんですけど。

津野「そうなんですよ。歌い手さんにワーッとのめり込むことってあんまりなくて。赤い公園は曲と歌詞を私が書いてるんですけど、うちのボーカル(佐藤千明)に対して歌に込めてることを完全に理解してくれとは思わないんですよ。『あなたにパスするから自分のものにしてくれ』という気持ちで。Salyuさんの曲を聴いていて思うのは、楽曲をもらったときの解釈の仕方がきっとすごく自然なんだろうなということ。その純粋な感じがここまで歌に出ているという人はなかなかいないと思うんですよね。だから聴いていてすごく幸せな気持ちになる」

Salyu「津野さんのようなクリエイターの方にそう言ってもらえるのがすごくうれしいです。ホントに私ができるのは歌うことだけなので。その動機もとにかく歌が大好きということだけなのね。私は自分で曲を作らないから、必ずどんな制作現場にもパートナーとしてサウンドクリエイターだったり、作曲家だったりがいる環境でずっとやってきているので。津野さんのようにその立場にある方からそう言ったいただけるのは歌い手冥利に尽きますよね」

津野「たとえば今もアイドルはそのシステムが貫かれてるけど、昔はもっと作詞家さんと作曲家さんと編曲家さんがそれぞれいて、歌うことだけで魅了できる人が歌手っていう認識があったと思うんですね」

——それぞれのプロフェッショナルが分業していて。

津野「そう。でも、時代が変わってどんどん歌手自身が上手に歌詞を書けるようになって」

——分業制によって構築される歌謡からシンガーソングライターの時代になっていった。

津野「そうなんですよね。そんななかで赤い公園のスタイルもバンドシーンのなかでは珍しいもので。私のようにボーカルではないメンバーが曲も書いて歌詞も書いてという。Salyuさんの歌を聴いてると『それでいいんだよ』って励まされてるような気持ちになるんです。だから、バンドでもボーカルが素直に歌ってくれるのがいちばん好きで」




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——Salyuさんはいつもどのように楽曲を受け止めて自分の歌にしているんですか?

Salyu「曲によってアプローチはさまざまではあるし、質問の答とズレてしまうかもしれないけれど、私が初めてこのメジャーの世界に入ったときにやっぱり周りの人から『曲は自分で書いたほうがいい』って言われたんですよ。ほとんどのボーカリストがまずそう言われるんじゃないかな。でも、私は『ヤです』って言ったんです。それでもプロデューサーの小林武史さんはそういう私の気持ちを理解してくれたんですよね。なぜ私が作詞や作曲に挑戦したくないかということを考えてくれた。そのとき私は『音楽クリエイターとしての自分に好奇心もなければ自信もない』って言ったんです」

——そこまで言い切ったんだ。

Salyu「うん。小林さんのようなすばらしい音楽家がプロデュースしてくれるのになんで私が作詞や作曲をしなきゃいけないんだと思って。あと、ちょうど当時はインストゥルメンタルな音楽への憧れが強かったんですよね。自分はシンガーであるけれども、やはり意味というよりは響きというものに重きを置いていて、自分の声が楽器の一部として成立するシンガーでありたいと思ったから。それが私にとってリアリティのある音楽であり、歌なんですよ。だから、ソングライティングは人にすべて任せたいんですよね」

津野「素敵な考え方だと思います」

Salyu 「Lily Chou-Chou時代から歌詞をもらったときに意味を踏まえて歌うというよりも、今の自分の人生と照らし合わせるんです。私にとって曲との出会いは縁そのものだから。自分の歌がどういう縁を作っていくのか。それが重要で。すごく悲しい歌がやってきた、かわいい歌がやってきた、誰かを励ます歌がやってきたって、自分のなかで確認するんです。それは歌詞にどういうことが書かれてるかを理解するのではなくて、感覚的な確認をする。それってある種の個人的な趣味のようなもので。あとはオケの上で歌っていくなかで気づいていくこともありますよね。1曲を録るまでにシュミレーションのように何度かプリプロをするんですけど、まずはキーを決めるのが重要で。これはホントに重要。私は特にCが苦手で、D♭が大好きなんです。みんな困ってますね(笑)」

津野「半音上がるから」

Salyu「黒鍵が増えるから大変なんですよね。だけど、キーにも自分がいちばんエモーショナルになれる場所があるんです。同じ曲でもキーが違うだけで印象がガラッと変わるじゃないですか。だから、まず自分の声を最も発揮できる場所を見つけなきゃいけない」

津野「勉強になります、ホントに。最初に『曲を書きなさい』って言われて『ヤです』って言えたのがすごい」

Salyu「すごくないよ! 自信がないだけだから(笑)」

津野「いや、『ソングライティングする自信がない』って言い切れる勇気がすごいなって思います。勇気というか、それをはっきり自覚しいているところがやっぱりSalyuさんだなって。正直、テレビやラジオで流れている曲を聴いてると、それを自覚している人と自覚しないで歌ってる人ってわかりますよね。逆説的な言い方になるけど、私はSalyuさんの曲を書かないという意志がクリエイティブだと思うんですよ。自己プロデュースしているとも言えると思うし、監督のようでもある。ライブを観ていても、Salyuさんが完全に指揮者ですもんね。歌いながら指揮していて」

Salyu「いやあ、そんなこと言ってもらったの初めてだよ」




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——歌詞の意味という面では、Salyuさんはメッセージ性の大きな曲を歌うことも多いじゃないですか。それは小林さんがSalyuさんの歌に大きなメッセージを託せると確信しているからだと思うんですけど、なかなかナチュラルに体現できるものではないと思う。一方で、今は響きの面ではsalyu × salyuで徹底的に追求できていると思うし、それがメッセージ性の高いポップスをナチュラルに歌うSalyuワークスにいい影響を与えてるのかなって。

Salyu「うん、そうですね。確かにsalyu × salyuがあるからこそ、ソロでもっとやれることがあるなって前向きに考えられるようになった感じはありますね。要するに、ポップスと向き合ううえでもっとやれることがあるなという」

——たとえば「to U」なんて技巧的な意味においても、メッセージ性の大きさから言っても、堂々と歌える人なんて日本に何人もいないと思う。

Salyu「音楽ってすごく不思議で。たとえば“to U”は曲を書いてくれた桜井(和寿/Mr.Children)さんにただ歌詞を渡されて、『こういう歌だよ』って歌って見せてもらうだけでは理解できなかったことってすごくあって。あの歌にある優しさや美しさって、自分で歌ってみた瞬間にパッと見えたんですよ。『あ、もうここだな、これは人間賛歌だ』って思えた」

——ヒューマニズムの歌であり。

Salyu「そう、ヒューマニズムだよね。だから、一つひとつの言葉に心を込めてとかそういうレベルではない。私がシンプルに音楽が好きだな、歌うことが好きだなって思いながら歌うことがおそらく“to U”に対する最も適切な態度なんです。そう思えたときに音楽って不思議だな、すごいなって思いますよね」

津野「すごい話だ……。歌のアプローチで迷うことってあまりないですか?」

Salyu「いや、ありますよ。『1日考えさせてください』って帰っちゃうときもあるし。小林さんに相談したりね」

津野「相談して解決することも多いですか?」

Salyu「ありますね。チームとして動いてるから、楽曲の監督であるプロデューサーが『これでいいんだよ』ってひとこと言ってもらえるだけで整理されることもある。でも、1週間後に『やっぱり半音下げてもいいですか?』って言うようなこともよくありますけどね(笑)」

津野「妥協はしてないですもんね。曲を聴くだけで伝わってきます」

——あらためて、Salyuさんは赤い公園の音楽にはどんな印象を持ってますか?

Salyu「あの六本木のイベントのときに赤い公園さんのステージを初めて拝見して。すごく感動しました。あのとき観たみなさんの魅力をどう言葉にしたらいいかわからないんですけど——あの、その前に津野さんからお手紙をいただいたりしていたので、どうしても津野さんに目がいくわけですよ。『どんな子なんだろう?』って。でね、津野さんの脚がすごくきれいで。セクシーだなと思って」

津野「そんな、そんな!」

Salyu「そのルックスもポップでいいなと思ったんです。音もカッコいいし、ボーカルの方が持ってる腹の括り方もカッコいいし、『ああ、いろんなことをわかってるバンドなんだな』って思いながら釘付けになってました」

津野「ありがたい……」

Salyu「『この輝きってなんだろう?』って思いましたよ。それから小林さんや何人かの友人に赤い公園の話をしました」

津野「うれしい。余談になりますけど、私たちは西東京地域で育った、新青梅街道の果てのヤンキー感みたいなものがあって。そんな我々が六本木の街中でライブをするということで、あの日は反骨精神もあったんですよ。『何クソ六本木の人たち!』って」

Salyu「あははははは」

津野「そういう状況を楽しんでましたね。あのとき演奏しながら上手のステージ袖でライブを観てくれているSalyuさんが視界に入ってきて。『10秒以上見つめたら死んじゃうぞ』って自分に言い聞かしてました」

Salyu「津野さんってホントにおもしろいね(笑)」

津野「ライブが終わったときに話しかけてくださいってふと我に返って」

Salyu「『今から急いで別現場に行かなきゃいけなくてSalyuさんのライブを観れないんです。ゴメンなさい』って言ってくれてね」

津野「ライブをやるだけやって、好きな人に『好きです!』って言って帰るっていう(笑)」

Salyu「すごく印象深い日でした」




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——米咲ちゃんは音楽一家で、おじいさんもお父さんも作曲家なんです。

Salyu「そうなんだ!」

津野「お父さんはアニメや戦隊モノの主題歌を書いたり。『悪魔くん』とか」

Salyu「あ、『悪魔くん』の歌覚えてる。そうか、おじいちゃんもお父さんも大衆に向けた音楽を作ってたんですね」

津野「でも、お父さんはクラシックやジャズにも精通していて」

Salyu「なるほど。全部知ったうえでそういうお仕事をされてたんですね」

津野「子どもに積極的に上質な音楽を伝えようとする人で。そういうところがすごく好きでしたね。子どもを一切なめてないというか」

Salyu「すばらしい大先輩がご家族にいたんですね」

津野「いろんな音楽を聴かせてもらいました。私は小さいころから音楽を聴くのが好きで好きで仕方がなくて。クラシックもポップスも片っ端からいろんなCDを聴いて、鼻歌でうたって、鍵盤を弾いて。そこに自分が参加できないのが幼心に悔しくて。CDの音量と自分が弾く鍵盤の音量が合わないことに『イーッ!』ってなって、それからEQというものを覚えました。そうやって学校の友だちとはどんどん違う世界に行って(笑)」

——アカデミックに音楽を学ぶ選択肢もあったと思うけど、そうはしなかったんだよね。

津野「そう。練習が嫌いなので(笑)。バンドを始めてから練習が好きになりましたね」

Salyu「バンドはひとりじゃないからやるしかないもんね」

津野「そう。連帯責任なので。これからちゃんと音楽を学びたいとも思ってるんですけどね。私は曲を書くときに全然迷わないんですね。メロディありきで作っていくんですけど、私の手癖自体がちょっと複雑怪奇だから。だから、たとえばコード進行やリズム、キーの基本構造みたいなものを一度ちゃんと勉強したいなって最近よく思うんです。ホントにボーカルに優しくないキーで曲を作ってるので(笑)。最新アルバム(『猛烈リトミック』)でようやくキーのことを考え始めたんです。今まではボーカルのキーというものがよくわからなくて。でも、私がそれをちゃんと考えるようになってからボーカルもすごく楽しく歌ってくれるようになったので。そういう気づきを得ている最中ですね」

Salyu「津野さんはいろんなアーティストに楽曲提供もしてるじゃない? バンドの曲のときと感覚の違いってあるんですか?」

津野「一貫してあるのは、自分が書いた曲を歌ってくれる人が喜んでくれるのが、私にとっての最大の喜びで。それはメンバーでも楽曲提供でも同じですね。メンバーはレーベルの人間でも事務所の人間でもないし、音楽を熱心に勉強してる人でもない。ただ素直に自分がいいと思うものを『いい』と言える人たちで。“よくできている”という言葉を知らない人たちというか。だから、私はメンバーが素直に喜ぶことができる曲を書こうといつも思ってます。楽曲提供もそうで。提供するときにそのアーティストのことをすごく調べるんです。調べ上げてからその人の大ファンになる。で、私だったらこういう曲を歌ってほしいというものを書くんです。だから、コンペに出した曲はその人アーティストを想定して書いた曲だから、採用されなかったら絶対にほかで流用できないんですよね」

Salyu「なるほど。おもしろい感覚ですね」

津野「そういう気持ちで作るほうがいいというよりも、そういう気持ちじゃないと作れないんですよね。何も浮かばない。ドレミさえも浮かばないです。だから、私は歌ってくれる人がいないと曲を書けないんです」

——SMAPの「Joy!」なんてまさに米咲ちゃんのSMAP愛の塊みたいな曲だもんね。

津野「そうですね。『歌ってくれ〜!』って思いを込めて書いたら実際に歌ってもらえて。あの曲は私たちみたいに22(歳)そこらの女の子のバンドが歌っても意味がなくて。赤い公園でやっても『若すぎる』って言われちゃうと思う。SMAPに歌ってもらうからこそ意味のある曲なんですよ。SMAPが歌うことで救える人間もいる。そういうことを思いながら歌詞を書くのは楽しいですね」

——Salyuさんに楽曲提供するならどういう曲を作りたいですか?

津野「まず正座して小林武史さんの写真をしばらく見つめてから、写真を懐にしまって、マイナスイオンをたくさん浴びられる森に2日間くらい行きたいです」

——何を言ってるんですか。

Salyu「あははははは!」

津野「いや、でもそれくらい神聖な気持ちで臨まないと!」

——聴いてみたいですね。

津野「でも、こうやって自分が心から敬愛してる方にお会いできるところまでこれたのはそれも絶対に縁じゃないですか」

Salyu「そう思う」

津野「自分ががんばってきたところにこういううれしい縁がついてくることで、この先また1年がんばれる活力になるので」

Salyu「私も経験として津野さんが書いた曲を歌ってみたいと思うし、お互いいいタイミングがあるならぜひご一緒できたらうれしいなって思います」

津野「こちらこそです! きっと自分が思ってる音楽への誠実さを貫いてがんばっていたらそのタイミングがくる気がします」

Salyu「今日話していても、年齢差なんて関係ないなって思うよね。こうやってお話するだけでも刺激をもらえたから。ホントにいろんな言葉をもらえてうれしいです」

津野「Salyuさんにはとにかくずっとずっと楽しく歌をうたい続けてほしいです。ずっと聴いてます」

Salyu「ありがとう。実際に出会う前からここまで私の歌を理解してくださるアーティストがいたんだって感動しました。津野さんもそのまま音楽を楽しんで輝き続けてください。ぜひいつか制作をご一緒できたら」

津野「はい! 今日はすごくありがとうございました!」

 


printclub

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Salyu


2000年、Lily Chou-Chouとして2枚のシングルと1枚のアルバムをリリースする。2004年、小林武史プロデュースのもとSalyuとしてデビュー。以降17枚のシングル、4枚のアルバム、1枚のベストアルバムをリリース。2011年には、「salyu × salyu」として小山田圭吾との共同プロデュース作品「s(o)un(d)beams」を発表し、数多くの海外フェス出演により国外でも注目される。2013年には「攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Paina」のED曲を担当し、大きな反響を呼ぶ。2014年はSalyuとしてデビュー10周年を迎え、リリースやライブなど精力的に活動。今年4月22日には5枚目となるオリジナルアルバムのリリースが5月5日からは全国ツアーが決定している。


http://www.salyu.jp


赤い公園


高校の軽音楽部の先輩後輩として出会い、佐藤、藤本、歌川の3名によるコピーバンドにサポートギターとして津野が加入。2010年1月結成。東京:立川BABELを拠点に活動を始める。2012年2月ミニ・アルバム『透明なのか黒なのか』をEMIミュージック・ジャパン(当時)より発売。2012年5月ミニ・アルバム『ランドリーで漂白を』発売。約半年の活動休止を経て、2013年3月1日活動再開を発表。5月5日から復活祭と称したツアーを東京/名古屋/大阪で実施。全公演ソールドアウト。2013年8月1st FULL ALBUM『公園デビュー』発売。2014年9月に2nd『猛烈リトミック』を発売。作詞・作曲・プロデュースを務める津野の才能がアーティスト・クリエイターから注目を集めており、SMAP「Joy!!」の作詞・作曲、南波志帆「ばらばらバトル」などの作詞・編曲等の楽曲提供を行うなど、活動の幅を広げている。


http://akaiko-en.com/


撮影 倭田宏樹/Hiroki Wada(TRON)


文 三宅正一/text  Shoichi Miyake(ONBU)


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http://www.neol.jp/culture/

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