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アヴちゃん(女王蜂)「デートはライトに」 Vol.8 ゲスト:すぅ(SILENT SIREN) 浅草散歩編

NeoL / 2017年9月1日 20時0分

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アヴちゃん(女王蜂)「デートはライトに」 Vol.8 ゲスト:すぅ(SILENT SIREN) 浅草散歩編















女王蜂のアヴちゃんが彼女を慕う方たちとお忍びデート。その様子をドキュメントする人気連載第8回目に登場するのはSILENT SIRENのギターヴォーカル、すぅ。9月に開催される蜜蜂ナイトでの共演を控えたすぅとアヴちゃんが、浅草で浴衣デートを楽しみました。麗しい和装姿をご堪能ください。


11:00 VASARA


すぅ「奇麗なシルエット! その着こなし、すごくいいと思う」


アヴちゃん「そんなんすぅちゃんに言われたら嬉しい!すぅちゃんもすっごく素敵」


すぅ「浴衣を着て、こんなにちゃんと髪もセットしたのは久しぶりかも。アヴちゃんの浴衣姿を見たくて、浴衣デートにしたの」


アヴちゃん「わ~!ありがとう。今年はあと2回浴衣着るよ」


すぅ「いいなあ」


アヴちゃん「ファンイベントがあって、屋形船でカラオケとか紙芝居とかやるの」


すぅ「最高じゃん」


アヴちゃん「わたしたちの曲は歌詞が強めだから、レコード倫理協会とかレコード会社によく怒られるのね。『この歌詞はどうゆう意図ですか?』って。それで勝ったり負けたりしているんだけど、その一部始終をアンパンマン調にした紙芝居をやろうと思っていて(笑)」


すぅ「見たい! じゃあいままでリリースされた曲は戦って勝ち取ったものなんだね」


アヴちゃん「そうだね。バチバチに戦ってる。すぅちゃんの歌詞も強いもんね」


すぅ「あはは! ギリギリのラインです」


アヴちゃん「いいと思う。普段はなにを聴くの?」


すぅ「お兄ちゃんの影響で聴いていたのはブルーハーツとか。メロコアもよく聴いてたかな」


アヴちゃん「ハイスタとか?」


すぅ「そう。最初にハイスタをコピーして」


アヴちゃん「すごいね! その頃からギターヴォーカル?」


すぅ「うん。ずっとバンドを組みたくて。ピアノを習ってたんだけど、ピアノは自分との戦いみたいな感じだからやめちゃって。どうしてもバンドをやりたいとなったときに、一番入りやすかったのがギターで、ギターを買って練習して、ハイスタとか尾崎豊、ブルーハーツを弾いてた」


アヴちゃん「ルーツが渋いね。信用できる」


すぅ「お兄ちゃんと年齢が離れてるから(笑)。いろんなものを聴いてるけど、家族に影響されることは多かったかも」


アヴちゃん「わたしらはバンドものはあまり聴かないけど、ライヴ前日にビヨンセのDVDを観て『最高!』って泣いたりしてる」


すぅ「あはははは!」


アヴちゃん「バンドをやりたくてバンドを組んだんじゃなくて、もっとブチ切れたくてイライラをぶつけるよにうに組んじゃったから」


すぅ「ああ、感情をぶつける場だったんだね」


アヴちゃん「そう!完全にそれだった」


すぅ「音楽は自由だからいいよね」


アヴちゃん「うん、いいよね。スッキリするし、気持ちも復活するし。メンバーもみんなバンドが好きだったの?」


すぅ「キーボードだけはアイドルが好きで、あとはみんなバンドが好きで経験もあったから組もうよって。キーボードの子はダンスをやってて、ポップな性格だからバラエティもいけるのね。そこでうまく調和してる」


アヴちゃん「バランスがいいもんね」


すぅ「バランスはわりかしいいね。私とドラムが破天荒で」


アヴちゃん「噂には聞いております(笑)」


すぅ「聞いてるんだ(笑)。リーダー(ひなんちゅ)が破天荒だから、それをベースとキーボードが中和して和ませるみたいな」


アヴちゃん「そっか。うちには破天荒キャラがいないなあ。わたし含め」


すぅ「いやあ、アヴちゃんは破天荒だから!(笑)」


アヴちゃん「いやいや! わたしは普通! (スタッフに)わたし破天荒じゃないよね?」


スタッフ「異常にしっかりしてる」


アヴちゃん「ほらね!」


すぅ「(笑)。しっかりしてるからプロデュースとかできるのかも」


アヴちゃん「でもすぅちゃんもいまのライヴのプロデュースしてるんでしょう?」


すぅ「そう。ツアーのコンセプトをね」


アヴちゃん「テーマはなんなの?」


すぅ「『新世界』。ニューワールド」


アヴちゃん「新世界いうたら、大阪やん。串カツ食べたなってきた!」


すぅ「食べたい!」


アヴちゃん「買い食いしよう!」



















11:10 浅草散歩


アヴちゃん「すぅちゃんはスミレって名前なの?」


すぅ「そう」


アヴちゃん「奇麗な名前」
すぅ「姉妹全員が花の名前なの」


アヴちゃん「ええっ、素敵。ひなんちゅさんはインドネシアにいたんでしょう?」


すぅ「そう、インドネシアに10年住んでた。高校のタイミングでこっちに戻ってきたのかな」


アヴちゃん「そうなんや。言葉とか大変だったんじゃない?」


すぅ「日本語学校だったから大丈夫。インドネシア語もしゃべれて」


アヴちゃん「強いね」


すぅ「強い。マジで強い」


アヴちゃん「2回言った(笑)」


すぅ「ツアーでインドネシアに行ったとき、私が店員さんに騙されてぼったくりされそうになってて、それにひながキレてインドネシア語で『やめなさいよ!』って言ってて。でも私は騙されてることも、ひなが止めていることにも気付いてなかった(笑)」


アヴちゃん「(笑)。ひなちゃん強いねえ。わたしらを騙す人はいなそう」


すぅ「騙さないね(笑)」


アヴちゃん「この間フランスでライヴをやって。大使館でやったんやけど、現地に溶け込みつつ浮いてた。『なに人?』『いくつ?』ってめっちゃ聞かれて、『考えてごらん。さあThinking Time!』って」


すぅ「謎が多い(笑)。パンチが効いてるから」


アヴちゃん「効かそうと思ったことないんやけど、圧あるよね」


すぅ「生まれもってのパンチ(笑)」


アヴちゃん「仲いいバンドの人とかいるの?」


すぅ「あんまりいないかな」


アヴちゃん「うちらと一緒だ。単独が多い」


すぅ「対バンとかあまりしてこなかったから、今回のアヴちゃんのお誘いはすごくうれしかったの」


アヴちゃん「バンド組みたての頃はしたでしょう?」


すぅ「初期はしたけど、対バンをしても結局4人でいることが多くて。あまり派手に動かないで、ご飯を4人で食べるみたいな」


アヴちゃん「そっか。じゃあうちらとの対バンのときはみんなでなにかしたいね」


すぅ「したい!」


アヴちゃん「ステージ袖でライヴ観てるね。SPEEDなみに踊って観ておく」


すぅ「イケてる(笑)」


アヴちゃん「わたしはね、すぅちゃんのピアスの開け方のヤンキー感に、『一緒やな。信用できる!』と思って」


すぅ「あはは! 溢れ出てた。うん、信用して(笑)」


アヴちゃん「もう信用してる!」


すぅ「あ、スカイツリー!」


アヴちゃん「風情があるねえ」


すぅ「夕方に来てもよさそう」


アヴちゃん「ホッピー通りは飲んでる人が多いよね。最近は若い女の子にも人気なんだって。メンバーで遊びに行ったりするの?」


すぅ「する。オフの日にみんなで遊びに行ったりする。ディズニーとか横浜とか」


アヴちゃん「いいねえ」


すぅ「そんなことばっかりやってるから、あんまり友だちができない(笑)」


アヴちゃん「(笑)。そこで補完してるんだね。うちらは行っても映画くらいかなあ。一緒にライヴはめっちゃ観に行くけど」


すぅ「ああ、楽しいよね」


アヴちゃん「楽しい。クラブに行ったりとかはあるけど、今度は食べ歩きとかしてみよう」


すぅ「目立ちそう!」


アヴちゃん「わたしたちは衣装を自分で作ることが多いから、よく手芸用品店にいるのね。ファンの子も服飾に行ってる子が多いから、そういうところで会うと気まずい。そんなに上手にできるの!?ってくらい上手に同じ衣装を作ってる子もいて」


すぅ「ライヴにも真似っこして来てくれる人が多い?」


アヴちゃん「多いね。でもコスプレというよりは全力で自分らしく作ってきてる感じかな。チャイナ服やベビードールの子とかもいるし。サイサイのファン層は?」


すぅ「中高生の女の子とか大学生の男の子が多いかな」


アヴちゃん「最強だね」


すぅ「ファンの子ってなに話してるんだろう。こっそり輪の中に入って聞いてみたいよね」


アヴちゃん「混ざってみたいよね。バレたら緊張するけど。すぅちゃんとコイバナしたいなあ。バンドマンとか好き?」


すぅ「バンドマンはやめとけって思うけど、好きになるのもわかるかなあ。バンドマンに限らず、絶対幸せになれるほうがあるのに、危なそうというか安定しないほうにパッと行っちゃうところはあるかも」


アヴちゃん「昔から?」


すぅ「昔から」


アヴちゃん「こんなにしっかりしてるのになんでだろうね。危ない人と付き合っても段々ダサく見えてきちゃわない?。歌詞に出ちゃうほう?」


すぅ「そうかも」


アヴちゃん「出るよね~。あ、ソフトクリームある。いいなあ」


すぅ「和菓子もおいしそう」


アヴちゃん「今度は夜に来よう」


すぅ「来よう!」





















11:20 ZAKBARAN


アヴちゃん「こんにちは」


すぅ「こんにちは」


アヴちゃん「おなか減った! なに食べる? わたしは夏の和御膳(*9月4日からは秋の和御膳に変更)で、メインは野菜ととうふの揚げ出しにしようかな。特選たまごかけごはんも食べよう。あ、どじょうの唐揚げスティックがある」


すぅ「どじょう食べたことある?」


アヴちゃん「ない~」


すぅ「めっちゃおいしいよ!」


アヴちゃん「じゃあこれもいく」


すぅ「私も夏の和御膳で、揚げ出しにします」


アヴちゃん「(BGMに)女王蜂がかかってる! なんで?」


すぅ「本当だ」


アヴちゃん「カラオケとかで自分の曲を歌うのって恥ずかしくない?」


すぅ「恥ずかしい! カラオケが得意じゃないから」


アヴちゃん「そうなの?」


すぅ「歌っている人がいるのに次の曲を入れるのが申し訳なくなってしまう」


アヴちゃん「気を遣えるひとなのね。わたしはカラオケでも本気出してしまう」


すぅ「ソファとかに上ってるイメージがある(笑)」


アヴちゃん「のぼってる(笑)。『イエーイ!』って」


すぅ「あはは! 人の曲を聴くのは好き。タンバリンとか持って」


アヴちゃん「いい子やな~。きた!」


すぅ「うわあ! おいしそう!」


アヴちゃん「帯を少しゆるめたい」


すぅ「おしゃれな盛りつけだね」


アヴちゃん「ではいただきます!」


すぅ「いただきます!」














photo Shuya Nakano
text & edit Ryoko Kuwahara
special thanks Hirotsugu Shibata(LDL inc.)




NeoLのtwitter(https://twitter.com/NeoL_Magazine)をフォロー&感想を書いてリツートされた中からサイン入り巾着を1名様にプレゼント。当選された方には後日、編集部よりご連絡させていただきます。


着物レンタルVASARA 浅草寺店
東京都台東区浅草2-1-3
tel 03-5577-5882
https://vasara-h.co.jp


ZAKBARAN
東京都台東区浅草2-16-2 浅草九倶楽部1F WIRED HOTEL浅草内
tel 03-5830-7932
http://wiredhotel.com/ja/cafe-bar/




女王蜂主催対バン企画 「蜜蜂ナイト3 ~フジヤマ・デスコ!~」
日程:2017年9月14日(木)
会場:LIQUIDROOM
時間:開場18:00/開演19:00
出演者:女王蜂、SILENT SIREN
料金:4,320円 (税込/別途要ドリンク代)
※チケット発売中
問:DISK GARAGE(050-5533-0888)


女王蜂
アヴちゃん(Vo)、やしちゃん(Bass)、ルリちゃん(Drums)、ひばりくん(Guitar)。2009年神戸にて結成。2010年7月 FUJI ROCK FES「ROOKIE A GO-GO」に出演。同年11月 ファッションブランド[ヒステリックグラマー]のシークレット・パーティ出演。2011年9月、ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズよりメジャー。収録曲“デスコ”が大ヒット映画『モテキ』メインテーマに起用され、本人役で映画初出演を果たす。2012年5月、LIVE・リリース共に精力的に活動し、話題沸騰の中、Gtギギちゃんの利き腕の不調による脱退に伴い、2013年にバンド活動を休止。2014年2月、約1年間の活動休止期間を経て活動を再開。活動再開後、NHK「あさイチ」にて地上波初登場を果たし、再び注目を浴びる。2015年1月テレビ東京ドラマ「怪奇恋愛作戦」の主題歌“ヴィーナス”を書き下ろし、本格再始動。2017年4月には2年ぶりのフルアルバム「Q」をリリース、デイリーチャート5位を記録し、自身最大規模1万人を動員した全国ワンマンツアーを成功させる。また同年11月からはロックミュージカル「ロッキー・ホラー・ショー」に女王蜂全員の出演が決定するなど、多方面で精力的に活動中。
http://www.ziyoou-vachi.com/



SILENT SIREN
Vo&G.すぅ(吉田菫)、Dr.ひなんちゅ(梅村妃奈子)、Ba.あいにゃん(山内あいな)、Key.ゆかるん(黒坂優香子)4名からなるガールズバンド。︎2012年11月、シングル“Sweet Pop!”でメジャーデビュー。通称”サイサイ”として親しまれ、原宿を中心に女子中高生に人気が広がり、LINE公式アカウントの登録者数は52万人を超える。︎2014年に初となる海外進出公演を果たし、アジアへ向けて第一歩を踏み出し始めた。その後2015年に香港以外にも台湾、インドネシアでワンマンライブも開催し、海外でもファンを獲得。2015年1月17日、ガールズバンド史上デビュー後最短で日本武道館ワンマンライブを開催。︎9000人を動員しソールドアウトさせる。その後、3月2日に4thアルバム『S』を発売。アルバムをひっさげたバンド史上最多・最長・最大のツアー「Sのために Sをねらえ! そしてすべてがSになる」は4月からスタートし、バンド初となる横浜アリーナでのファイナル公演含む全25会場26公演を大成功におさめる。国内主要フェスにも積極的に出演し、「SUMMER SONIC」、「JAPAN JAM」、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」、「COUNTDOWN JAPAN」を始め数々の大型フェスに名を連ねガールズバンドとして確固たるポジションを獲得。また、バンド自らも「サイサイフェス」を企画しイベントを実施している。現在、2013年にリリースした“ビーサン”からシングルアルバムあわせオリコンウィークリーチャート10位以内を13作連続で獲得中。そして2016年9月からは、世界5カ国6都市を回る「Silent Siren S WORLD TOUR」を開催し、年末には恒例となった東名阪3箇所のツアー年末スペシャルライブ「Dream On!」も大盛況で成功させる。2016年年末の「Dream on!」東京公演にて、ユニバーサルミュージックEMI Recordsへの移籍を発表。同時にロゴ、バンド表記を全大文字へと一新。 2017年開催のツアー5TH ANNIVERSARY SILENT SIREN LIVE TOUR 2017『新世界』のファイナルは武道館2Days。2017年5月24日には早くも移籍後第2弾シングル「AKANE」をリリース。今作はメジャーデビュー後通算14枚目となる、EMI Records移籍第三弾シングル“ジャストミート”のリリースが決定。ポップ&ロックを兼ね備えた最強のガールズバンドを目指すSILENT SIRENの爆発的魅力が詰まった、これからのサイサイ代表ソング!
http://silent-siren.com

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http://www.neol.jp/culture/

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