1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

「攻殻機動隊」シリーズの押井守が語る、忘れられない映画

NeoL / 2018年10月8日 19時59分

「攻殻機動隊」シリーズの押井守が語る、忘れられない映画



けっして褒められた出来の映画ではないとわかりながら、ただそのシーンを繰り返し観たくて、あるいは、その俳優が出ているからという理由だけで、数十回観ても飽きない映画がないだろうか。



『シネマの神は細部に宿る』は、自身も映画監督である押井守さんにとってのそんな映画の数々を、毒舌と、愛をこめて語る、フェティッシュ満載の映画本だ。取り上げられているジャンルからして、バセットハウンド(犬)、モンスター、暗器(隠し武器)、スナイパーライフル、ヘリコプター、制服――。そんな主題の映画、あったっけ?と首を傾げたくなるものばかり。



ところがページをめくると、出てくるのは歴史的傑作や、メディアを騒がせた話題作だったりするのだ。同じ映画を観ているはずなのに、こんなにも視点が違うというのが面白く、映画の楽しみ方は自由でいいんだな、と思わせてくれる。



そして、ネタバレ厳禁とは対極にある本書は、読んだ後に、本当にそんなシーンがあったのか映画を観て確かめたくなるし、自分のフェティシズムを刺激するあの映画をもう一度観たくなる。



『シネマの神は細部に宿る』
押井守
東京ニュース通信社
1888円
Amazon

関連記事のまとめはこちら


http://www.neol.jp/movie-2/

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください