Interview with Scott Hansen(TYCHO) about “Weather”/TYCHO『Weather』来日インタビュー

NeoL / 2019年9月14日 17時0分

Interview with Scott Hansen(TYCHO) about “Weather”/TYCHO『Weather』来日インタビュー



スコット・ハンセン率いるエレクトロニックミュージック・プロジェクト、TYCHO。インストゥルメンタルで無限に広がるような自然や心象風景を描くその音楽性が高く評価され、グラミー賞にもノミネートされたTYCHO待望の最新作『Weather』が7月にリリース。Ninja Tune移籍後初のアルバムとなった本作では、全曲にヴォーカルをフィーチャーした新たな章の始まりを告げる傑作。フジロックのホワイトステージにてその新作を披露し、観客を沸かせたTYCHOに改めて本作が完成するまでのプロセスを聞いた。(→ in English)



ーー最新作はNinja Tune への移籍後の初アルバムですね、おめでとうございます。



TYCHO「ありがとう! Ninja Tune の大ファンだったのでとても嬉しいです。私が影響を受けたたくさんのアーティストが所属しているレーベルですし、僕も最初にエレクトロミュージックのレコードに触れたのはNinja Tuneのコンピレーションなんです。友人もNinja Tuneを好きでCDをかけていたんですが、最初はそれがアーティスト名だと思っていて。後になってレーベルなんだとわかりました(笑)」


ーーいつくらいから好きだったんですか?


TYCHO「1995年くらいだから24、5年来のファンですね」



ーー自分がNinja Tuneのアーティストになってみての感想は?


TYCHO「とても感激しています。アメリカでは彼らとMom+Popという大きなチームと協力し、しっかりとしたリソースを確保してレコードを広めるという得難い体験ができました」



ーー『Weather』ではもう一つ、Hannahのボーカルが入ったということがすごく大きなトピックなんですが、今回そういう冒険をしてみようと思った背景には”Epoch”でこれまでの自分の音楽を突き詰めて、成し遂げたという思いがあったんでしょうか。



TYCHO「『Epoch』は終わりということではなく、節目という認識です。ここから新しいことにチャレンジしてみようということで、今後10年間は引き続き新しいことをしていきたいと思っています。今までずっとヴォーカルを取り入れて作品を作ってみたかったのですが、Hannahと彼女の歌に出会って、ぜひ彼女と一緒にやりたいという気持ちが湧き上がりました。多くの方に前作との違いが多くあると言われるのですが、トーンやストラクチャー自身は全く変わってないと僕は思っています。ただ楽器が変わったというか、シンセサイザーの代わりにヴォーカルや声が入った感じです」


ーーそうですね。核というものは変わらないけれども、いろんな冒険をしている中での一つの形という捉え方をしております。


TYCHO「ありがとうございます。そう、コアは変わっていません。新しいことへ挑戦しているだけです」





ーーHannahと会ったことがきっかけだということですが、おそらくご自身の心境的にもヴォーカルに対する興味が高まっていたタイミングだったのだと思います。


TYCHO「こういう機会と可能性に恵まれたのは初めてだったんです。2003年に”Sunrise Projector”を作っている時に、Zero 7やThe Cinematic Orchestraの作品を聴いていて、こんな風にヴォーカルを使った曲をずっと作りたいと思っていたんですがうまくいかなくて。当時はまだ技術を持っていなかったし、適切なヴォーカリストがいなかったのです。16年間インストルゥメンタルを研ぎ澄ましてきたのですが、Hannahに会って、その時に自分が作っていたインスト、楽器をメインに使った作品に欠けているように感じた何かがヴォーカルで埋まると思い、やれるかわからないけれど挑戦してみたくなって。それも当初考えていた数曲に入れるということじゃなく、全てをヴォーカルソングにして、同じヴォーカルで作るということをHannahの声ならできるし、やらなくてはと思ったんです」



ーーHannahに聴かせたトラックが1ダースくらいあり、その中で彼女がチョイスした曲がちょうど彼のお気に入りだったそうですね。元々のセンスもすごく近かったのではないかなと。


TYCHO「その通り、シナジーがあり、とても波長が合いました。長いこと自分の方法で音楽を作っていると細部にばかりこだわるようになって、音楽の美しさや自分がこういうことをやっている意義を見失ってしまうことがあるんです。でもHannahは若く、全てに対して刺激を受けていて、その様子を見ていることで自分が最初に音楽を作り始めたことを思い起こさせてくれました。そして私自身も再び音楽に熱中して興奮する感覚になりました。まるでファーストアルバムを作るような気持ちで、新しいスタートをきれたんです」



ーー核は変わってないということでしたが、相変わらずリズムを重視しているような作り方で、実はギターなども複雑であったり、楽器の部分にも相当求めるものが高かったんじゃないかなと思います。楽器のプレイヤーたちにはどういうディレクションをしていましたか。


TYCHO「ドラムのロリー(・オコナー)と基礎を作って、組み立てていきました。僕はドラムと作業するのが大好きなんです。そのドラムを切り貼りして基礎を作った上で、全体の楽器の構成を決めて曲を書き上げました。全ての曲においてドラムマシーンで作曲しているんですが、そこに思い切り生のドラムを重ねていくんです。ギターベースとシンセサイザーはザック(・ブラウン)が手伝ってくれて、アレンジとポストプロダクションを担当してくれました。これまで以上に楽しい経験でしたね。音楽を始めた頃に戻ったみたいで、これからの10年間くらいはこういう風にまた改めてコネクトしたり、再構築したりという感じでやっていきたいです」


ーーなるほど。その楽器で仕上がったトラックにヴォーカルを入れるというのは、それら一連の作業をした上でヴォーカルを入れて、もう一回全体を馴染ませることが必要なわけですよね。


TYCHO「最初はインストとして作っていたものはシンプルで、まだほぼアレンジがなされていないものでした。それをHannahに送ったのですが、ヴォーカルを核とした構造にするためにトラックに多くの変更が必要になるだろうことはわかっていました。彼女が歌った時、そのヴォーカルに沿ったアレンジにすべきだとすぐにピンときたので、多くの箇所を再構築しました。つまりこれらの曲には2つのフェーズがあるんですよ、すごくクールですよね。彼女が歌ったら、書き上げた曲のどこを変えるべきか、どういう風に変化を遂げるかというアイデアが浮かんだんです。この何ヶ月かのうちに、”Pink & Blue”や”Japan”のように、全曲インストでもリリースしたいと思っています」







ーーTYCHOというのは自分の内面のスペースにみんなを引き入れるような、音楽を通して自分の内側を外へ伝える翻訳作業をしているような感じで音楽を作っていますが、今回は自分の内面のスペースにこれまで以上の要素が入ることになったと思います。そのことによって、その翻訳作業自体にも変化は起きましたか。


TYCHO「ヴォーカルの美しさ、それがこのアルバムにおけるある種のゴールでした。インストルゥメンタルは僕が自然界で体験したことの翻訳で、それが僕にとってのTYCHOであり、曲を作り続ける源泉です。でも今作ではヴォーカルが入ることで言語的解釈が加えられ、聴き手が歌詞から作り手の感情をその言葉のままに受け取るということになります。それは聴き手次第で受け取り方が変わるインストとは違って制限を設けるということなんですよね。僕は制限のないインストをもちろん愛していますが、今作ではHannahのヴォーカルでの限定的な表現をすることが大切でした。Hannahは僕が音楽を用いて伝えたいことを完璧に理解してくれていましたしね」



ーーヴォーカルが入ることでライヴも大きく変わると思います。すでにいくつかのライブを経てのフジロックでのライヴになりますが、これまでのライヴの手応えはどうですか?


TYCHO「ええ、ライヴは全く違うものになっています。フルバンドでやっているんですが、ヴォーカル曲にオーディエンスがどう反応するかがとても興味深いんです。最前列で歌詞を一緒に歌ってくれていた観客もいて、とても美しい光景だと思いました。自分がシンガーソングライターの曲を聴いて感じていたように、音楽によって人々と繋がり、満たされた気持ちになって、これが僕が長いことやりたかったことなんだと実感したんです」





ーーこの後はアメリカツアーが控えていますが、アメリカツアーでも同じセットで回る感じですか?


TYCHO「少しずつ変わる予定です。最近あまりやっていなかった昔の曲もやろうと準備しているところで、新作からももちろん、旧作からも面白そうな曲を引っ張り出してきて、アレンジを加えたりしようかと思っています。最初はなるべくレコード通りにやって、みんながそれを覚えてくれてきたら、少しずつ手を加えるつもりです」



ーーTYCHOは毎回アートワークも素晴らしくて、今回のジャケットも最高ですね。



TYCHO「ありがとう。いつも自分でデザインをしていますが写真は撮らないので、今回のようなジャケットにするのは初の試みなんです。Hannahとコラボレーションしたように、アートワークでも開かれたアイデアにしたくて、このアルバムのパーソナルで穏やかな内なる世界を浮き彫りにするためにこの表現にしました。部屋の中に座っている、顔が見えないがゆえに親密さを感じさせる女性。僕がレコードに求めているのはまさにこういうものです。普段は自然の偉大さ、美しさ、広大さがクリエイションのイメージソースになりますが、これはもっと限定的で内なるエモーショナルな空間を描いています」


ーー今回のヴォーカルにしても、ジャケットにしてもですが、ある意味受け手に解釈を任せた方が楽な部分もあるので、具象に向かったのはとても勇気があると思いました。



TYCHO「そうですね。僕はグラフィックデザイナーですから、外部からの体験で得られる抽象的な表現の方が得意で、感情的なものからは距離を置きがちなんですが、今回はパーソナルで親密なものにしたかったんです」









photography Yosuke Torii
text&edit Ryoko Kuwahara





TYCHO
『Weather』
(Ninja Tune/Beat Records)
BEATINK.COM:
http://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=10274
Tower Records: https://tower.jp/item/4906560
HMV: http://www.hmv.co.jp/product/detail/9854654
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/B07RSTQVH7

iTunes: https://apple.co/2VE4JNt
Apple Music: https://apple.co/2LFVWWT



TYCHO
スコット・ハンセン率いるエレクトロニックミュージック・プロジェクト。2002年にセルフ・リリースされた『The Science of Patterns EP』でデビュー。レトロでローファイなエレクトロニカ〜アンビエント〜ドリームポップ〜ポストロックまでを股にかけるサウンドは多岐に渡るリスナーに支持されており、これまでにリリースされた『Dive』(2011)、『Awake』(2014)、米ビルボードのエレクトロニックチャートで堂々の1位に輝いた『Epoch』(2016)といったアルバム作品を通じて幅広いファンを獲得し、グラミー賞にもノミネート。2019年にはThe Cinematic OrchestraやBonobo擁する〈Ninja Tune〉へと移籍、様々な点において今までのキャリアの集大成となった待望の最新アルバム『Weather』を7月19日にリリース。
https://tychomusic.com
https://www.instagram.com/tychomusic/






(This interview is available in English)







ーー Is this your first time coming back to Japan since 2017?


TYCHO : No, I was here last year just for a vacation. I was in Hakone and Tokyo with my wife. Her family is from Yokohama so we went and visited them as well.


ーーYou come here every year?


TYCHO : Not every year but since 2006, I think I’ve been here six or seven times. So every couple of years.


ーーSo first, about your signing with the record label, Ninja Tune.


TYCHO : Yeah. A lot of the artists were a big influence on me and the first electronic music record I had ever heard was a Ninja Tune compilation. I thought it was an artist named Ninja Tune and my friend was playing the CD and I was like “oh there’s some great artist called Ninja Tune” and then I found out later that it was a record label not an artist (laughs).


ーーSo you’ve known Ninja Tune for a long time now.


TYCHO : Yeah, that was like 1995 I think. 24 or 25 years ago.


ーーHow do you feel now that you’ve become a Ninja Tune artist?


TYCHO : It’s a huge honor. Them and Mom + Pop are the ones that released it in the US and working with both of them, it has just been a great experience. Working with a bigger team and having more resources to just get the word out for the record. There’s so much that goes into an album release and it was great to have a lot of help this time.


ーーFor this time, for “Weather”, you collaborated with Hannah and it concentrates on vocals. But the previous album is more electronic music driven. So for the previous album did you feel like you’d finished some sort of period of being an electronic artist?


TYCHO : Yeah, definitely. I mean finished is a heavy word but I just see that as a period and it was what I was focused on at that time and now I need something new and something refreshing. To kind of have a jumping off point for whatever the next ten years will be like so I always wanted to make a vocal record and I just finally got the opportunity to. I met Hannah and everything just really clicked and it felt so organic and her voice was a part of the music and so it made it really easy. I know a lot of people hear it and hear this big difference but I don’t really hear that difference. I think that it is very similar to the other music. The tones and the structures are intact. It’s just a different instrument. Instead of a synthesizer it’s a vocal, a voice.


ーーI think the core of the albums hasn't been changed forever.


TYCHO: Oh, thank you. It's good. That was a core.


ーーIt's part of adventure for you. That was I feel like.


TYCHO: We gotta try new things.





ーーYou said you met Hannah and decided to make this album. However, you’ve been meeting a lot of vocalists. What made you think that you wanted to use vocals mainly for this album at this time?


TYCHO : It was just the first time that I had the opportunity and the ability to. In 2003, when I started making “Sunrise projector” and I was really into Zero 7 and The Cinematic Orchestra and these kind of vocal tracks and air. I was like “ I want to make a vocal record” but it just didn’t work out. I just didn’t have the skills and the right people at that time and so I went on to this instrumental trip and spent a better part of 16 years doing that and I met Hannah totally by chance and I had been working on all of these instrumentals and it felt like they were missing something and I really wanted those things to be vocals but I wasn’t sure that I was going to be able to find the right voice to fold it in with and match the music but the second I heard Hannah sing it, it just all kind of clicked and made sense and that’s when I decided that not only did I want it to be a vocal record but I wanted it to be all of the same vocalist. There was a time when I thought “Maybe I want to work with multiple different vocalist and maybe it’ll just be a few songs on the record” but once I met Hannah it was like this whole song needs to be all about vocals and it should be just her voice.


ーーYou played twelve songs to Hannah and then she said that she liked a certain songs out of them all, and it was the one that you liked the most too. So it’s like you two have common tastes.


TYCHO : We definitely have a synergy, yes. Definitely on the same wave length. That’s actually what’s been so exciting about this. When you’ve been doing this for a long time and when you get set in your ways and you start to focus on smaller and smaller parts you can lose sight of the beauty and the reason you’re doing the whole thing. Seeing it through her eyes, she’s young and so excited and it’s all new to her and it reminds me of how I was when I first started making music. So it helped me channel an earlier version of myself and kind of get more excited about music again. It definitely felt like a new start in a way. Almost like making my first album because it was just so different.


ーーThe rhythm is the important element in your music. For this album however, the guitar and the instruments are very complex. You set very high expectations in your instruments and how did you guide the other band members Zak and Billy for this record?


TYCHO : Rory, I recorded him playing the drums before just so I had a foundation to build from, like drum parts. Because I really like to work with drums where you cut them and chop them up so I worked with him and used it for the foundation and built all of the instrumentals and wrote everything. I wrote all of the songs with a drum machine because I kind of wanted to get back to my old process of drum machines and then layering it with live drums over the top of it so there was a lot the two electronic drums and the live drums. I just wrote everything with guitar bass and synthesizers. Zak helped at the end. He did the arrangements and the post production stuff. It was definitely a fun experience than any of the other records in a way. It was more about getting back to my process when I first started out years and years ago. I wanted to reconnect with that and work from that and rebuild whatever the next ten years is going to look like you know.


ーーSo you used the drum machine, put some real instruments on top of it and then the vocals. Did you overlook the whole song after the arrangements?


TYCHO : I made the songs instrumentally like I would make them for an instrumental like the early versions of the song that is pretty and simple. All of the parts are there but slightly arranged. I sent them to Hannah and I knew that those were probably going to change a lot. I kind of wanted them to be more structured like verse core songs. I figured, once she started singing it would show me the way in which I should arrange the song so I actually let the arrangements follow her vocal. So once she sang, then I went back and restructured the songs and did a lot of work on them to make them work with the vocals. So it’s cool because basically the songs have two phases. You write the song and then she sang and that gave me all of these ideas on how it could change and how it could be different and the songs morphed into something else. But the instrumental versions, the originals, I put out like “pink and blue”, the singles. It came out as an instrumental and vocal version. Same with “Japan”. I’m putting out a whole record of all of the instrumental versions of the songs in a couple of months.







ーーIn order to make an album, you mentioned that you invite everything into your internal mind and the internal space of yourself. It like a process of translating is what you said. You started using vocals into this album. Has that process changed considering this?


TYCHO :I think that is the beauty of the vocals. That was kind of the goal. All of the instrumental songs is me trying to translate how I experience the natural world. That is what TYCHO is to me. I think that’s still the guiding force as to why I still write music and it was definitely why I wrote all of these songs and instrumentals for this. But I think the thing that is really great about the vocals is that it is this much more literal. There’s no translation, this person is just telling you how they feel and you can interpret those. It’s illustrating one kind of relation to the music as opposed to leaving it open-ended like before. Which I think is a nice contrast to the older stuff. I still do love the instrumentals and they are open-ended and they allow you to interpret them as you please but the for the vocals I thought that it was important for this record to have a foundation with that one person’s experience with the music and that’s why it’s so great to be working with Hannah because she understands what I’m trying to say with the music.


ーーYou’ve been performing a couple of times before your performance at Fuji Rock but did you feel any change?


TYCHO : Yes. It’s definitely very different. It’s a full band and it was just really interesting to see how people reacted to the vocal music. Because you never know how these people are going to interpret it or how they are going to react to this in a live context and even on the record. I’ve seen some people singing the lyrics in the front row and I think that’s beautiful because I listen to mostly singer songwriter vocal music when I’m just consuming music,and to see people connecting with the music in that way is just really fulfilling just because it has been something I wanted to do for a long time. To see it all come together in a live context was just great.


ーーYou have an American tour coming up. Are you going to change the set for that or no?


TYCHO : Probably going to change it a little bit. For every tour I try and pick older songs that we haven't played in a while and get those ready to play. So we’ve made some ready for this trip. For this trip, we’ve been playing a lot more of the new record so I think we’ll keep doing that and try and find some old interesting songs. Also do some edited versions, probably. But at the very beginning, I like to stay true to the album versions of the songs and play it pretty much like it is on the record. So people recognize it and slowly start to change them over time.





ーーWe really like the album art for this one. For this album why did you choose this particular artwork?


TYCHO : Thank you. I always design it myself. I didn’t take that photo so it was my first time that it was an image that I didn’t take but that I could connect to and kind of open it up.It was like working with Hannah, opening up the ideas to this new voice and I think that image to me just embodied everything this record was about, a personal calm internal space. It’s a woman sitting indoors but you can’t see her face but there is something intimate about it. That’s what I wanted this record to be about. Most of the images that I create are more about translating nature and illustrates how powerful, beautiful and huge it is. But this was about more closed internal emotional space so I had to go find an image that said that because I’m not really good at making any images like that.


ーーChoosing an abstract image is quite an easy thing to do. But for this album you selected a more objective and organic image and we think that it is great.


TYCHO : I’m a graphic designer by trait so that comes easy to me.
Sometimes I think that there is a little bit of an emotion and you can get pretty distant. But that’s what I wanted it to be about. Those other records were about an external experience but this one I wanted it to be personal, beautiful and intimate.


ーーReally looking forward to your perfomance.


Thank you so much.







photography Yosuke Torii
text & edit Ryoko Kuwahara

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