スタートした「ハフィントン・ポスト日本版」

NewsCafe / 2013年5月8日 15時0分

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スタートした「ハフィントン・ポスト日本版」

インターネット新聞「ハフィントン・ポスト日本版」がスタートしました。本家アメリカではバラク・オバマやヒラリー・クリントンなどが参加していたことや、ネットメディアでは初めて「ピューリッツアー賞」(アメリカでの活字部門における賞で、最も権威があると言われている)を受賞したことでも知られています。その日本版が、朝日新聞と連携することで"創刊"したのです。

「ハフィントン」はブロガーらの記事を集めるポータルサイトです。その意味では、現在でもBLOGOS(LINE提供)やヤフー個人(Yahoo!Japan提供)などがあります。また、多くの人が参加できるという意味では、閉鎖してしまいましたが、オーマイニュースやJANJAN、ツカサネット新聞、PJニュースがありました。しかし、ビジネスモデルを構築できなかったことや書き手を集められなかったことが失敗の理由として大きかったのでしょう。

私はこれらのメディアの中で、オーマイニュースに関わっていました。なかには、きちんと編集し、アドバイスをすることで書き手としては「素人」であっても、きちんとした記事を書ける人がいました。しかし、そうした人たちが数多くいなければ、ニュースサイトとしての魅力に欠けてしまいます。特定の記者たちのプラットホームであれば、これまでのサイトと変わらなくなります。

松浦茂樹編集長は「日本版スタート」の記事の中で、「ハフィントンポスト日本版では『団塊ジュニアを中心に意見を発信してもらうこと』を目指しています」と書いています。「団塊ジュニア」とは第二次ベビーブーム世代のことで、1971年から1974年に生まれた人たちです。

私は1969年生まれです。寄稿する執筆者の一人になっていますが、ターゲットから外れています。また、当日に寄稿した人でも政治家や評論家などはその年代から大きく外れています。津田大介さんが1973年生まれなので、かろうじて0人ではありませんでしたが。

そもそも「団塊ジュニア」と世代を限定させる意味があるのでしょうか。その年代に特有な、共通の問題意識があるとの判断があるからなのでしょうが、少なくともスタート時にはサイトにそうした特色を感じることができませんでした。さらに言えば、スタートをする日は新聞の休刊日です。度肝を抜くスクープがあったとしたら驚異だったでしょうが、そうしたニュースを見ることはありませんでした。

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