相次ぐ体罰問題…その是非を巡る世論

NewsCafe / 2013年8月1日 12時0分

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相次ぐ体罰問題…その是非を巡る世論

昨年12月、大阪市立桜宮高校で男子生徒がバスケ部顧問から体罰を受け、自殺した。この件を皮切りに全国各地で様々な「体罰問題」が噴出、引きも切らずニュースになっている。体罰を理由に処分された教職員数は、ここ10年間は年400人前後で推移しているといい、近年になって急に体罰が増えたというわけではない。表面化していなかっただけである。
しかし、こうした騒動が頻発するなかで「問題が起きた場合でも放置する"事なかれ主義"な指導者が増えていくのでは」と懸念する意見も少なからず存在する。
そこでNewsCafeのアリナシコーナーでも「体罰をどう思うか?」という調査が実施された。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…46.8%】
■体罰=虐待とは違う、弛んだガキには必要。
■体罰と暴力は違う。
■いきなりはダメ。まずは言葉で注意。それで聞かないなら。
■大人をナメてかかる子供にはあり。
■PTAと教育委員会が馬鹿過ぎる。意味のある体罰は必要だと思う。
■ただし、後でフォローをすべき。
■時には必要。だから日本はこうなった。今こそ再び昭和教育を。
■愛情のオシオキは必要でしょ。
■ケースbyケース。体罰で教えなきゃ判らぬ子も少なくない。
■なまじっか制限するから、おかしいのよ。認めて監視するべき。

【ナシ…53.2%】
■体罰は聞こえが悪い。悪い事したらゲンコツやグリグリ(コメカミ)。
■体罰はダメだけど今はちょっとしたことで体罰と騒ぐ親が多すぎ!
■話して理解ができる年なら体罰は必要ない。
■スポーツでの体罰はなし。生活指導などでの体罰はあり。
■げんこつ程度なら良いけど竹刀や木刀とか怪我させるのはなしで。
■体罰=暴力はナシ。躾として迷惑行為を叱る意味ならアリ。加減は必要。
■他人に触られたくない。話して理解させられないのは能力不足。
■体罰は駄目。でも教育的指導ならあり。線引きが問題。
■親ならまだしも一教師がそこまですることはない。
■体罰としてはなしだけど、指導の一貫として正当ならアリでしょ。

結果はほぼ半々ながら【ナシ派】優勢。しかし、寄せられたコメントを読めばわかるとおり【ナシ派】に投票した人が「全面的に体罰反対」を唱えているかというと、そうでもないようだ。スポーツ教育等での体罰は問題外だとしても、生活を指導する上では場合によって必要…という意見が多い。「体罰っていう言葉が良くないね」という声もあった。確かに"体罰"という言葉には、すでに拭いがたい"理不尽な暴力"の印象がつきまとう。しかし、そうではない"必要な体罰"はある…そう考えている人は少なくないようだ。
なかでも印象的だったのは「ダメなのは教育にかこつけた暴力で体罰じゃないです。体罰じゃなきゃ言葉の暴力ならいいんですかね?」というコメント。"しつけ"と"暴力"の違い…教育者も保護者側も、その違いについて考えを深めたい。

[文・能井丸鴻]

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