「悪ふざけ・非常識投稿」

NewsCafe / 2013年8月30日 15時0分

昔は大事件が起ると1時間後のTVのニュースで「偶然TVクルーがいたので…」と映像が流れたものである。最近では事件とほぼ同時に「ツイッターやユーチューブにスマホで撮影した動画が中継風に流れる」のである。「スマホ所有者全員がTV局の時代」の到来である。最近ではガラ系携帯でメールを見ている筆者の両側がスマホでパズドラの男性・LINEのチャット女性と言う事が良くあるのである。その熱中ぶりを見ると「何が良くて…」と思わざるを得ないのである。

識者は「現在ガラ系携帯電話は9000万台・スマホは4700万台・来年中には両方が6000万台で均衡する。いよいよスマホ時代である」と言う。1.5才の孫は早くも母親の持つスマホに興味を示し「生意気に人差し指で…」である。生まれた時に目の前にスマホがある「スマホ世代の誕生」である。現在「様々な問題を起こしているスマホが孫にどんな影響を与えるか」を考えてしまうのである。嫌な感じの一つが「無秩序・無責任・悪ふざけ・非常識投稿の氾濫」である。

7月のローソン高知店でのアイスクリームケースにバイトの店員が入っている情景の投稿を嚆矢に8月には都内のバーガーキングでバイト店員がパンの上に寝そべる情景・さらにはほっともっと豊川店でのバイト店員が冷蔵庫で寝そべる情景・どん兵衛・ミニストップ・丸源ラーメン・ピザハット&ピザーラ…と日替わりで「悪ふざけ・非常識投稿」が続くのである。最近では「ミニパトの屋根で悪ふざけ・駅のホーム下で悪ふざけ」などの新バージョンも出る始末である。当事者はいずれも「解雇」などのお灸を据えられているが「いくつかの店は閉店・フランチャイズ契約の打ち切り」などの憂き目に遭っている。こうなるとまさに「営業妨害・損害賠償訴訟問題」である。当事者の「TVのニュースを見ていないのでツイッターの投稿が騒動になっているのを知らなかった」には驚かされる。

広告会社の生活研究所は『若者のTV離れ、新聞離れは著しい。彼らはネットという閉鎖空間で生きており「つながる仲間で盛り上がる事」が最重要なのである。常に仲間に面白いネタを提供しなければ…ネタが無ければネタを作ると言う心理である。周囲への影響やその行為が犯罪である…等には思いが至らないのである。まさに「楽しければ良い」と言う稚拙なネット活用能力である』と分析している。この悪ふざけ・非常識投稿の当事者の大半が男性である。男性が無邪気なのか?女性が常識的なのか?舞台が「食品がらみ」も大きな特徴である。まさに「アルバイトで成り立っている食関連のビジネス」は大きな危機に直面している事になる。

識者は『一部には高校などでネット利用の教育をするなどの動きもあるが、非行と同じで非常識な人間を阻止するのは難しい。「教育すればOK」と言う話ではないとすれば、店側が「悪ふざけ投稿社員・バイトは解雇&損害賠償訴訟で対応・客の悪ふざけ投稿は業務妨害で訴訟」とはっきりさせることが必要と思うのである。

[気になる記事から時代のキーワードを読む/ライター 井上信一郎]

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