モルシ前大統領の優雅なムショライフ

NewsCafe / 2013年12月3日 17時0分

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モルシ前大統領の優雅なムショライフ

揺れるエジプト情勢。
エジプトのモルシ前大統領は選挙によって選ばれた同国初の文民大統領だったが、わずか一年ほどで失脚、殺人扇動罪で逮捕。短期間で権力の中枢から囚われの身に。これぞ人生ドラマの激動そのものだ。
そんな「人生の激流」最中のモルシ前大統領、現在は刑務所に収監されている。
一度は国のトップに立った男。刑務所内での生活もなかなか優雅なもののようだ・・・。
カイロ在住でイスラム文化に詳しい上智大学アジア文化研究所客員所員の飯山陽さんからのエジプト前大統領の刑務所生活の報告です!

『モルシ前大統領獄中録(2)』from「「どこまでもエジプト」」by 飯山陽さん

モルシ前大統領は11月4日の初公判後、アレクサンドリアにあるブルグルアラブという刑務所に収監されました。

今日のエルヨウムッサービウの記事によると、正確には、ブルグルアラブ刑務所内にある病院の治療室に入れられているそうです。

なぜかというと、ブルグルアラブ刑務所にはソブヒー・サーリフやハサン・エルブルヌスといった同胞団幹部が多数収容されており、彼らがいろいろなルートをたどって、モルシと連絡をとろうとしたり、モルシの様子を窺い知ろうとしたり、とにかくウルサいので、モルシを隔絶させることにした、という事情がある模様。

昨日で刑務所暮らし三日目を迎えたモルシですが、記事によると、なかなか優雅な(?)獄中生活を送っているようです。

昨日は、囚人用の食事のメインはインゲンを使ったものだったらしいのですが、モルシはそれを食べることを拒否し、刑務所内のカフェテリアから魚料理を注文して、それを食べたそうです。

その前日は、囚人用の食事はレンズ豆だったのですが、モルシはそれも拒否、カフェテリアに「タイワンアヒル?? ??????が食べたい!」と注文したのですが、カフェにそんなものはなく、しょうがないので鶏料理を食べたそうです。

大統領のもとには大きなバッグが届けられ、その中には、着替えの他、食べ物や果物、炭酸飲料やミネラルウォーターなども入っていたとのこと。

さらに、エルヨウムッサービウが刑務所内部筋から得た情報によると、モルシは昨日、テレビを手に入れたそうです。というのも、モルシが「オレはテレビでニュースが見たい!」と言っていると知った同胞団員が、直ちにテレビを届けさせたからのようです。

モルシは獄中で、警備担当者らに対し、「私はエジプト国民によって選挙で選ばれた正統な大統領なのだから、刑務所は私の場所としてふさわしくない」と演説をぶってみたかと思うと、今度は警備担当者らをののしってみたり、なんだか矛盾した行動をとっている、とも伝えられています。

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