8割が「日本は富裕層に優しすぎる」と不満

NewsCafe / 2014年1月7日 12時0分

「主な居住用不動産、収集品、消費財、および耐久消費財を除き、100万ドル以上の投資可能資産を所有する世帯」、これが世界基準での"富裕層"の定義だという。平たく言えば、家屋や持ち物の値段を含まない貯金額が約1億円以上の人…となる。スイスの金融大手クレディ・スイスが発表した世界の富裕層数ランキングによれば、日本には米国に次いで2位、約360万人の"富裕層"がいるという。日本人の約36人にひとりが"富裕層"、そう考えると決して少なくはない。
NewsCafeのアリナシコーナーでは「日本は富裕層に優しすぎると思う?」という調査が実施されたらしい。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…84.1%】
■金と権力があれば何でもアリ…誰がそんな国に仕立てたんだ。
■貧乏人にも優しすぎる。普通の人が一番辛い思いをしている。
■富裕層が政治してるし富裕層が官僚してるし。庶民の時代はこない。
■昔のように消費税をなくして贅沢税を復活させてもらいたい。
■政治家さんが自分たちに甘いからね。
■お金はあるところから貰ってください。
■貧乏とカネモチの税率が同じってキニイラナイ。ウチは来年からより貧乏に。
■政治家減らせ(怒)!! 公務員の給料も減らせ(怒)!!
■ワーキングプアで頑張っている層が一番厳しい。
■本当にそう思う!!

【ナシ…15.9%】
■生活保護に優しく、国民年金者には厳しいですね。
■外国人、不逞者、犯罪者に優しく手厚い日本。
■他国の事を知った上で答えているの?
■何バカいってるの? 相続税や固定資産税、莫大な額を払ってますが。
■裕福層の方々は、とんでもないくらい税金取られてます。
■必死で稼いで、贅沢せず貯金しても相続税で持ってかれる。
■ナシじゃなく、自分が富裕層じゃないから待遇がわからない。
■別に優しくはないが不合理や矛盾点は色々有りそう。
■そうじゃないから金持ちがこぞって海外に逃げるんだよ。
■頑張った者が報われない国家は滅びる。

結果は【アリ派】8割超と圧倒的。80年代のバブル期に「国民総中流」と言われた時代があったことを思うと、一般市民の不満が噴出している状態と言っていいだろう。
しかし一方で【ナシ派】からは「富裕層の納税額や相続税を考えれば、そんなことは言えないはず」というコメントも寄せられている。今年8月にエイベックス創業者の松浦勝人氏が「日本は富裕層に優しくない」と発言し話題になったのも記憶に新しい。富裕層の海外流出についても国税の目が厳しくなっており、今年から海外資産の情報開示が求められることになる。
とはいえ、こうしたテーマに対して寄せられる声で最も多いのは"政治家と働かない人間への不満"だ。いわゆる富裕層への直接的な不満ではない。つまり"不公平感"が拭えないところに大勢の怒りが集まっているのであって、現実的な納税額などは論じても仕方がない部分がある。結局のところ"働いた甲斐"が感じられない…それが今の日本の大きな難点ではないだろうか。

[文・能井丸鴻]

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