「地球に優しく」約半数…環境問題とキャッチフレーズの落差

NewsCafe / 2014年1月18日 12時0分

先月、東京ビッグサイトで行われた日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ2013」。開催に先駆け、出店企業のひとつでもあるブラザー工業が「エコ」をテーマにしたインターネットリサーチを行った。20~59歳の男女300人に「気になる環境問題」を尋ねたところ「大気汚染」「異常気象」「地球温暖化」が、すべて66.7%で同率1位となったという。逆に「特に気になるものはない」という回答は1.9%とごく僅か…現代に暮らす人々の多くが、環境問題に関心を抱いていることがよく分かる。
NewsCafeのアリナシコーナーでも「地球にやさしいことをしていますか?」という調査が実施されたようだ。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…45.7%】
■節電、節水は意識しているし、資源ゴミの分別も努力している。
■"どうせ何も変わらない"ではなく、ひとりひとりの意識が大切です。
■家族全員電車&自転車で通勤通学。
■エコバッグ持参で買い物。ごみの分別。
■木を植えました! ごみ拾いもしました!!
■アクリルスポンジで洗剤不使用で食器洗いをしているくらいですが。
■物もちの良さ。百均でも長持ちさせる。
■フライパンや食器の油汚れは拭いてから洗うとか。
■買い物時にエコバックに信号待ちにアイドリングストップ。
■小さいことでもやらないよりマシ。

【ナシ…54.3%】
■地球に優しいという概念はない。ただのエゴ。
■してるかどうか分からない。意識してない。
■何をすれば優しいの? ほとんど人間の都合だよ。
■生きている限り二酸化炭素排出してますんで。
■今日も大地を蹴った…ごめんよ地球。
■普通のガソリン車に乗り、夏はエアコン冬はファンヒーター。地球よゴメンナサイ。
■モッタイナイは実践してる。ロハスはノリが嫌い。
■地球に優しい? 思い上がりも甚だしい。人も地球の一部。
■エコバッグで買い物行くのも地球に優しいですか?
■人間が生きているから無理。

世の流れに見合わず【ナシ派】過半数という結果になったが、こうなった原因は設問のフレーズにあるようだ。つまり「資源の節約」や「環境の悪化を防ぐ行動」に覚えはあっても「地球に優しく」した覚えはない、という内容のコメントが最多だったのである。
そもそも"優しくする"というのは、対等もしくは目下のものに使われることが多い言葉…人間の立場から「地球に優しく」を唱えることに違和感を感じるのは当然だ。コメントを読む限り、その"おこがましさ"を感じたくないがために、あえて環境問題を遠ざける人もいるように感じられた。
1980年代あたりから世の中に広まったこのフレーズの初出は定かではない。しかし今となっては「人間が生存できる環境を守るため」を端的に表すキャッチコピーを新たに設定し、広めた方がいいようにさえ思われる。

[文・能井丸鴻]

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