和食のイメージ、スシとテンプラだけ?

NewsCafe / 2013年12月20日 11時0分

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和食のイメージ、スシとテンプラだけ?

世界中から「ヘルシーで美味しい!」と絶賛されている和食。
とうとうユネスコの無形文化遺産に登録され、このニュースは海外でも報道されたようです。
しかし外国人がイメージする和食とは「SUSHI」や「TEMPRA」ばかり・・・。高級ホテルの「日本料理店」で出されるメニューのイメージが根強く残っているのでしょうか?
海外在住だからこそ伝えたい和食への思い。スイス・チューリヒ郊外に住むApfelさんが語ります。


『和食 ユネスコ無形文化遺産のニュースはスイスでも!』from「スイスの街角から」by Apfelさん

「和食」がユネスコ無形文化遺産に正式に登録されたという12月初めに入ったこのニュース。
日本国内のみならず、和食を愛し、日本の伝統と文化に誇りを持つ、私たち世界各地に広がる日本人にとっても、とても嬉しいニュースです。

この誇らしきニュースはここスイスでも報道されました。少し前のニュースではありますが一部、スイスのデイリー情報ニュース20 Minuten(12/05 版) Das alles gehort jetzt zum Weltkulturerbe(※ニュースを読みたい方はhttp://www.20min.ch/panorama/news/story/30582613へ!)に掲載されていた内容によりますと、現地ニュースで紹介されている「WASHOKU」は、

日本料理、自然、季節の食材、特別な味と伝統を意識した食生活を特徴としている・・。

と、紹介文が掲載されはいるものの、海外へも分かりやすく伝えるためか、"伝統的な日本のテーブル" として、本来ならば一品ずつ出されるであろう和食の全コースらしきものが一気に全部(お刺身、炊き合わせ、天ぷら、すき焼、お食事のご飯 等など、更にはデザートまで)全てが同時にテーブルに並んでいる、まるで旅館かレストランの和食コースを紹介するかのような写真が掲載されています。

"SUSHI" 以外、和食とはどんなものかを知らない人々へ伝えるには、それはそれで良いのかもしれませんが、あくまでも個人的な意見としては、私が海外へ伝えたいのは一品、一品、冷たいものは冷たいうちに・・温かいものは冷める前にあたたかいうちに・・・というものです。

日本ならではの季節感と美しい器をまずは目で楽しみつつ、食材のかもし出す風合いと香りを堪能し、そして旬の味わいひと品ずつ美味しくいただく・・。という懐石料理のようなスタイルが、世界の無形文化遺産として登録をされた和食に対する自分の中でのイメージでもあり、他国の料理では決して味わう事の出来ない和食の繊細さを理解して欲しいとも思うのですが・・。

これをお寿司に大量のお醤油をつけて楽しむ人々へ伝えるには、少々時間がかかりそうな気も・・。
とは言え、海外に "SUSHI" と" TEMPURA" だけではない「WASHOKU」が更に浸透してゆく事が喜ばしくもあり楽しみで、まずは自分の周りにいる人たちに、少しずつ本来の日本の "和食" を伝えてゆく事も、海外に住む日本人の一人である自分の使命でもあるのだと考えていたりします。

(本日掲載の写真は今年2013年秋に日本に帰省した際に撮影したもので日本の "秋" の食材を使用したお料理です。)

・Apfelさんの記事をブログページで読みたい方は「スイスの街角から」http://blog.livedoor.jp/erdbeere0712/へ!

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