日本版NSCって…結局何? 3割が「意味知らない」

NewsCafe / 2014年3月21日 12時0分

2008年に発行された「広辞苑」第六版(岩波書店)の収録語数は約24万語。1998年発行の第五版では23万余語だったというから、ものすごい勢いで言葉が増えているのがよくわかる。辞典編集のプロが取捨に取捨を重ねても年間約1千語が増えていく計算だ。そのすべてを網羅するのは当然ながら不可能に近く、日々が"新しい言葉との出会い"と言っても過言ではない。
なかでも「初耳の言葉」が多く登場するジャンルと言えば、やはり政治・経済分野だ。毎日のニュースで飛び交う難しい言葉を、なんとなくピンとこないままやり過ごす…そんな体験は誰にでもあるだろう。
NewsCafeでは「政治・経済の用語でイマイチよくわからない言葉は?」というアンケートが実施されたようだ。ランキングとともに寄せられた声をご紹介しよう。
※回答総数…607件

【1位】日本版NSC(27.4%)
■そのものの意味が未だに理解せずのまま。[男性/50代/その他]
■これだけ意味がわかりませんでした。初めて聞いた用語で意味が知りたい。[女性/30代/会社員]
■吉本のお笑い養成学校かと思った。[男性/20代/専門職]

【2位】アベノミクス(19.9%)
■私のような末端にはベースアップは無縁なことです。ごく一部の会社? 底辺まで届く政策を願いたい。[男性/40代/会社員]
■三本の○○って何?[女性/30代/会社員]
■さっぱりわからん。政治家と金持ちには都合がいい言葉なのか?[女性/30代/フリーター]

【3位】思いやり予算(7.2%)
■明確でない呼び名だよね。[女性/40代/主婦]
■アメリカへの上納金。[男性/40代/会社員]
■必要ないから。[女性/40代/会社員]

【4位】一票の格差(6.8%)
■何回聞いてもわからない(笑)。[女性/40代/主婦]

【5位】村山談話・河野談話(6.4%)
■出鱈目だということを知っておきたい、知らせたい。[女性/40代/主婦]
■聞き捨てならん! ふざけやがって![男性/40代/自営業]

そして6位以下は【集団的自衛権(5.8%)】【日米地位協定(3.1%)】【特別会計(3.3%)】【補正予算(2.1%)】という結果に。

3割近くの票を獲得しての断トツ1位は「日本版NSC」。昨年末の臨時国会で取り沙汰されていたが、特定秘密保護法案ほどの騒ぎにはならずに成立したため、なんとなく影が薄い印象だという人が多いのだろう。
略さず書けば「日本版の国家安全保障会議」。概要を見てみると「首相と官房長官、外務大臣、防衛大臣による"四大臣会合"を中核とし、それを補佐する"国家安全保障担当"の首相補佐官と"国家安全保障局"を置く」…。
つまりは"首相の主導"で安全保障上の懸案事項に素早く対処できるシステム…ということでいいのだろう。大規模災害や有事発生の際に機動的な対応が可能になる一方、この少人数で官僚をコントロールできるのかという問題もあるようだ。本家である米国の国家安全保障会議は、200人以上のスタッフを抱える強力な情報機関だというが…。日本版の先行きは注視しておきたいところ。
その他では「全部でしょ!! 言葉遊びをして、一般人を煙に巻きたいだけの話」「やたらと、専門用語を使い…誤魔化されてる気がする」という不安の声も寄せられていた。

[文・能井丸鴻]

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