日本のオタクに世界が脱帽…

NewsCafe / 2014年3月27日 11時30分

写真

日本のオタクに世界が脱帽…

日本のオタク文化は、今やアンダーグラウンドを脱し、世界をステージに大いに躍進している。その一つに、フランスでは世界最大級のオタクの祭典・ジャパンエキスポが開かれ、経産省も垂涎の的にオタク文化をクールジャパンに盛り込み売り歩いている。そんな日本のオタク文化がいま、世界の報道機関を騒がせ、話題を提供している。

緊張が走るウクライナ・ロシア間に挟まれ火種となっているクリミア自治共和国。そんなクリミアで、検事総長として3月6日に就任した女性が話題となっている。その就任会見の模様がYouTubeにアップされ、新検事総長の美貌に世界各国の報道機関が挙って特集し、瞬く間に世界に配信された。

その女性は、ナタリア・ポクロンスカヤ氏34歳。ロシアの血を引くウクライナ人だ。うりざね顔にブロンドヘアーが特徴的であり、美しい容姿とは打って変わり、過去にはギャング団の裁判を担当するなど肝の据わった才女。そんな彼女のSっぽいキャラと相まって日本のオタクたちがペンを走らせ本気をみせた。華奢な美少女風に・・・さらには巨乳美人検事に仕立て上げるなど、アニメキャラ化されたポクロンスカヤ氏のイラストが、日本の画像投稿サイト「Pixiv」に次々と投稿され「祭り」となった。その現象を目にした、英BBCは「クリミア半島での事態を注視している日本の人々は、どうやらこの新検事総長に魅了されたようだ」との書き出しで始まり、日本国内で新検事総長の会見動画が30万回にわたり再生されたことに触れた。この一件が飛び火し、米・露・独を中心に世界中で広まり、ついには「ポクロンスカヤ検事総長のイラストが描かれた抱き枕を抱えるプーチン大統領」のコラージュ写真まで登場する始末に・・・。ついにこの一連の騒動がポクロンスカヤ氏の耳に入り、困惑しながらコメントした。

「私には全く関係ありません。私は仕事の成果で評価されたいし、そうなるように努力したいです。正直に言うと、私をアニメキャラのように描いたイラストなどは、今まで見ていませんでした。しかし、私の娘はネット上で何が起こっているのかを知っていて「お母さんはヒーローだったんだ」と言っていました」とコメントした。検事総長としての謙虚な姿勢を示しつつも、母としての一面を垣間見せた。

なぜ、彼女はマスメディアに弄ばれるも、謹厳実直な態度を変えないのか。その理由には、恐ろしい背景があった。

ポクロンスカヤ氏が検事総長に就任したのは、ロシア編入をめぐってロシア系の武力勢力とウクライナ軍が衝突しているさなかだった。クリミア自治共和国の首相が親ウクライナの検事総長を解任したが、4人の男性が後任となるのを固辞した。その背景には、「暗殺計画」が企てられていたのだ。彼女に先立つ4人の男性が怖気づき、就任を拒んだ検事総長のポストを我が物とした勇気が認められ、若手検事であるポクロンスカヤ氏に白羽の矢が立ったそうだ。彼女の書斎はいま、自動小銃で警護されている模様。一方、日本のオタクたちはそんな彼女のバックグラウンドを知ることもなく、アニメグッズで修飾されたご自慢の書斎でペンを走らせていた模様。いつしか、日本のオタク文化が世界平和をもたらす日も、そう遠くはないと感じさせてくれた微笑ましい出来事であった・・・。

画像参照元:HUFFPOST WORLD
【執筆者:王林】

NewsCafe

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング