約7割が「自殺を考えた事がある」

NewsCafe / 2014年7月21日 12時0分

今年1月の警察庁発表によると、2013年の自殺者数は2万7195人…4年連続での減少傾向が明らかになっている。経済状況の好転、自治体単位での自殺防止活動の影響ではないかと分析されているようだ。一方、同じく警視庁が発表している「死体取扱数等の推移」データを覗いてみると、死体取扱総数は2003年が約13万4000件、2013年は約17万4000件…嫌な表現だが、この10年で4万件の"右肩上がり"である。ただ、その内訳を見る限り、各種報道の印象に反して犯罪死体は半数以下に減少している。
ではどの項目が増えているのかといえば「変死体」と「非犯罪死体」だ。変死体は約1万4000人から2万3000人へ、非犯罪死体は約12万人から約15万人へ…この2項目が、死体取扱件数を激増させている。つまり「死亡原因が判らない死体が増え、自殺者数が減少している」…と、データは示しているのである。
その因果関係については各方面で取り沙汰されているが、ここではテーマとしない。今回、NewsCafeのアリナシコーナーでは「自殺を考えた事がある?」というアンケート調査が実施されたようだ。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…69.1%】
■人生死にたくなるときもある。
■地球ごと一瞬に消えてほしいとも思う。
■しょっちゅうです。生き辛い世の中不安でいっぱい。
■考えるだけなら、多い。実行する度胸はないです。
■実際にやってみたけど生きていたので今に至ります。
■鬱で苦しんでた時に未遂。今思えば、早く治療すれば良かった。
■私の人生に平らな道がない。常に山あり谷ありで疲れた。
■自殺を逃げとか言う人は苦しみを知らないだけ。
■自殺というより消えたいと何度も思った。
■何もかも嫌になる時ってありますよね。

【ナシ…30.9%】
■生きたくても生きられない命もあるんだよ!
■自殺は成仏ができません。
■辛い事は誰もある。でも親より先に自殺で死ぬのは最大の親不幸!!
■死にたいと思ったことはあるが死のうと思ったことはない。
■辛い事の多い人生だったけどナニクソ根性で頑張った。沢山泣いたケド。
■常に、悲しませたくない大事な人がいますので、ありません。
■ヘタレなので苦しいのと痛いのはダメ。そのうち寿命きます。
■腹が立って殺人を考えた事ならあるけど。
■身近に自殺者がいたため考えられなかった。
■こんなにたくさんアリの人がいるのに驚いた。

結果は【アリ派】約7割の多数派、掲載しきれないほどのコメントが寄せられている。「今まさに。人に迷惑かけず死ぬ場所さえあればすぐにでも」「若い時は生きることに意味を見いだせずに、最近では事業の失敗で」「旦那のDVで。平凡でいいから、幸せになりたいな」「学生時代いじめられていた時」「これを一度も考えない人間はいないと思うよ」「パワハラを受けて精神的に自殺にまで追い込まれた!」「職場でイジメに耐えきれなくてね」「病気で苦しむ人生とそれに振り回される家族に嫌気がさして」…。
この内容を見て、暗澹たる心持ちにならない人はいないだろう。しかし、このアンケートに投票してくれているからには"自殺を思い立ったが踏みとどまった人"、もしくは"この世に縁あって生き延びた人"のはずである。
仏教用語では、よく耳にする"彼岸(ひがん)"に対し、この世のことを"此岸(しがん)"と言うそうだ。その意味は「迷いの世界、悩みの多い現実世界」。生きている限り迷いや悩みは消えない、逆に言えば迷い悩んでこその生…ということだろうか。

[文・能井丸鴻]

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