浮かばれぬ殉職した隊員

NewsCafe / 2014年9月19日 11時0分

近年、爆発的にスマートフォンユーザーが増え、SNS(ソーシャルネットワーク)利用者もそれに伴い急激に増え続けている。早ければ小学校入学時のチビッコ、孫の成長を見守る祖父母まで、年齢世代を問わず多くの人々がSNSを利用している。しかし、誰しもが触れるツールだけに、常識から逸脱した人物らの非常識極まりない投稿が連日ネットにおける話題の中心となっている。その代表例を挙げると、自身の犯罪行為や悪態をTwitterに晒す「バカッター」や、故意に他ユーザーを煽る炎上ユーザーなどが存在する。そして先日、それらの悪しきユーザーとは一線を画す道徳的に問題のあるSNSユーザーの投稿が騒がれている。

■殉職者に対する冒涜
今月の15日午前7時20分ごろ、愛媛県西条市西之川の大森山で、遭難者の会社員の男性 (24)を救助しようとした県警西条署山岳警備救助隊員の三好浩司巡査長(33)が崖下に滑落し、殉職したというニュースが報じられた。殉職した巡査長は、遭難者の友人、専門学校生の男性(24)と運送会社勤務の男性(25)からの通報で救助に向かい、県警ヘリコプターからつり下げられ現場近くに降りたが、着陸地点から約20メートル滑落し、出血性ショックのため死亡した。3人は別の隊員が助け出し、けがはなく救助されたそうだ。ネットで問題となったのは、遭難者の一人が救助後にSNSで書いたコメントだ。
遭難する1日前の13日に遭難者の一人、運送会社勤務の男性(25)は「これから山を登る」という旨をSNSに投稿した。この投稿には知人とみられるAさんから「充実した三連休いいね!めっちゃ楽しそう」というコメントが寄せられていた。その直後に、3人は遭難し、翌15日の早朝に救助されている。九死に一生も束の間、同日16時23分に本人からのコメントが寄せられた。その内容は
「Aさん、コメントありがとう!!しまなみ海道はいろんな発見があって楽しかったよ(^^)Aさんもぜひ一度は行ってみて!!笑」
といった内容だ。救助に駆け付け事故に見舞われた救助隊員の殉職後に書き込まれたコメントとなる。付け加えて、3人のうち2人は、登山経験がなく、残る1人は、子供の頃の親子登山の経験のみで、「登れる」と自身の安易な判断を反省していたそうだ。一方で、警察は、救助にかかったヘリなどの費用については、3人に請求しないという。自身の救助に関わり、犠牲者がでているにも関わらず、呑気なコメントを書き込む男性の行為に、ネットでは以下のコメントが寄せられていた。

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