「支持政党なし」

NewsCafe / 2014年12月3日 18時0分

総選挙が2日公示されました。拙宅の近くでも、公示当日は、政策を訴える候補者の声が聞こえてきました。
ターミナル駅付近ではないために、それほど多くの候補者が立ち寄る場所ではありません。
しかし、細かい場所まで回っているなという印象を受けました。
そのためか、候補者の前で立ち止まる人々はそれほそ多くありませんでした。当日は、後援会の人が中心に聴いているのだなと思えました。

さて、今回の選挙は、私のような「支持政党なし」の有権者には、判断が難しいのではないでしょうか。
そのような人たちを狙ってか、北海道では「支持政党なし」という政治団体まで現れました。「政策はない」としています。
この「支持政党なし」のメンバーは、かつて北海道で別の政治団体を名乗っていたようです。こうした政治団体に投票をするかどうかは別として、注目すべきものを探すとたしかにそれなりに興味はわきます。

まだ朝日新聞の世論調では、投票率が下がる可能性が指摘されています。
もちろん、争点はいくつかありますが、今回の解散自体、なんらかの政局が盛り上がった結果ではないために、有権者の、とくに「支持政党なし」層の心の準備はまったくなかったと言ってもよいと思います。

小選挙区制というのは、一つの選挙区で一人の候補者が当選する仕組みです。
選挙区区によっては、「もう決まったもの」と思われているところがあります。東京でもいくつかそうした選挙区があり、有権者のムードもしらけ気味だったりします。
こうした情勢の中で、「棄権」か「棄権せずに白票」かという選択もネット上では一部で話題になっていますが、どちらにしても、結果を大きく変えることはありません。
前回の大阪市長選挙で橋下徹市長が当選した際、白票が4万5千票もありました。投票率が23.9%と最低を記録した選挙でしたので、それなりのインパクトはあったとは思います。
しかし、やはり、異議申し立てとしての効果はすぐになくなりました。

「支持政党なし」でも、安倍政権を信任する有権者の選択はそれほど難しくないような気がします。
小選挙区では、与党の自民党と公明党のどちらかの候補者が立っています。調整がうまくできたことにより、公明党へのアレルギーがなければ、投票しやすい状況です。

問題は、安倍政権を信任しない有権者の選択です。「異議申し立て」としてわかりやすいのは民主党か維新の選択だとは思います。
なぜなら、現段階でそれなりの議席数を誇っているからです。しかし、民主党への期待は、自民党への政権交代のときに、薄れてしまいました。政権を奪取したときほどの勢いはありません。
かといって、維新だとしても、党内問題があり、やはり、一時期ほどの求心力がありません。

小選挙区の投票はほんとうに難しいと思います。
一方で、比例代表のほうは、政権選択という意味を捨ててしまえば、「この人にこの政策を訴えてほしい」という候補者が探しができます。
投票日の14日までに、そうした立候補者を探すのも悪くはないでしょう。

ただ、衆議院選挙の比例代表の場合、参議院とは違って、小選挙区との重複立候補を認めています。
小選挙区で落選したとしても、小選挙区での得票次第では比例順位があがります。このへんが、有権者にはややこしいのですが...。

[ライター渋井哲也/生きづらさを抱える若者、ネットコミュニケーション、自殺問題などを取材有料メルマガ「悩み、もがき。それでも...」(http://magazine.livedoor.com/magazine/21)を配信中]

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