小室哲哉がニコ生で衝撃の即興演奏

dwango.jp news / 2014年11月29日 20時11分

小室哲哉がニコニコ生放送にて「【3ヶ月連続】TM NETWORK 30周年&小室さん誕おめ 小室哲哉がヒット曲を生演奏」を実施、およそ100,000人のファンが誕生日を祝った。

都内のスタジオに登場した小室哲哉はオープニングからグランドピアノを前に黙々と演奏を披露。次々と『CAROL』『DEPARTURES』『SWEET 19 BLUES』『Still Love Her』『My Revolution』『背徳の瞳〜Eyes of Venus〜』を弾き、ファンを喜ばせた。実はこの日、撮影前に指慣らしは行なったものの、セットリストを決めずに「即興」で演奏は行われ、スタッフ一同どの曲が演奏されるのかはだれも知らなかった。小室哲哉自身も、演奏をしながら構成を考えているので、どうこの放送が展開するのかわからない状況だ。ただ、閑静なスタジオの中で、美しいピアノの音色が響き渡り続ける。ユーザーからは歓喜の書き込みが溢れかえった。

そして、急遽スタジオを変え、DJスタイルに変更。ここでも、数々の名機を操り即興で演奏。小室哲哉の代名詞ともなっている四方をシンセに囲まれたスタイルにCD-Jをプラス。先ほどまでの優雅な空間から一変、ハードなシンセプレイを魅せる。『ROCKET DIVE/hide』『You're my sunshine/安室奈美恵』などをEDMアレンジした楽曲へ、次々とシンセ、ボイスサンプルを重ねていく。そこには、我々の知っている「プロデューサー」小室哲哉ではなく、一人のミュージシャン・プレイヤーとしての小室哲哉の姿があった。終盤、指が震えながら、それでも渾身の力で鍵盤を押さえ、弾き続ける姿は楽しそうでありながら、鬼気迫るものを感じる。実は、撮影前に我々のインタビューに小室哲哉が答えてくれたのだが、彼の言葉からは現在の音楽業界に対する危機感が非常に強く感じられた。その言葉を受けこの日の小室哲哉のパフォーマンスを見ていると、すべてのファンへ、そしてすべてのミュージシャンへ、小室哲哉が常に「初期衝動」を忘れずに変革を求め続けている事を証明したかのように見えた。「まだまだ音楽で新しいことは出来るんだ」と。

プレイヤーとしての小室哲哉は、即興で音源をかぶせ、なおかつ複数のシンセを使用しているのでピッチコントロールは非常に難しく、多少のピッチのズレも合ったがそれすらも演奏のアジに変えてしまう所に、パフォーマーとしての個性が光る。シンセを弾く手が両手だけでは収まらず、Nord Leadの鍵盤を膝で押さえ弾く。轟音のノイジーな音も聞かせ、まさにクラブ仕様。スタッフも、いつしか小室の演奏に聞き入ってしまい、これが小室哲哉の誕生日であることを、皆が忘れてしまうほどに極上の演奏となった!

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