『殺る女』主演・知英、デビューから10年を振り返る「ガッカリさせてしまったら…」

dwango.jp news / 2018年10月24日 19時0分

主演ドラマでは、人気米ドラマのリメイクでひとり7役。主演映画3作では、コメディ、ヒューマンドラマ、アクションサスペンスと、それぞれ作品毎に違う顔を魅せる。女優の知英にとって豊作の年となった2018年は、奇しくもKARAのメンバーとしてデビューして10年の節目。そんな知英がドワンゴジェイピーnewsの単独インタビューに応じ、女優として前進し続ける今を語った。

主演作の公開ラッシュに知英は「本当にありがたいこと。しかも全部が違うジャンルの作品。私自身、新しい自分に出会うのが楽しい」と充実した表情で「撮影で色々な場所に行かせていただき、季節の移り変わりを肌で感じることのできた年でもあります。映画の撮影と公開までの少し空いた時間には韓国に帰ったり、自分の時間もきちんととることができた」といいバランスで過ごせたという。


10月27日公開の日米合作主演映画『殺る女』では、暗い過去を持つ女アサシンを笑顔封印で熱演している。「自分にとっては挑戦的作品。これまで演じた役の中でも一番セリフのない役で、最初は『セリフ覚えがない!ラッキー!』と思ったけれど、それどころじゃない苦労がありました。セリフがない分、キャラクターの奥底に秘められた感情・心情を無表情の中に表さなければいけないから」と女優としての力量が試された。


ガンアクションではアサシンとしての熟練度を醸し出さなければならない。「銃を撃った演技は過去にもあるけれど、今回はプロの暗殺者という設定なので、体もブレない、瞬きもしないという細かい仕草に意識を集中させました。でも発砲音が大きいので、内心はドキドキでした。NGを出すと準備にも時間がかかってしまうので、ぶっつけ本番。表向きはジッとしていますが、心の中はビクビクでした」と舞台裏を明かす。


大男を相手にした肉弾戦にもチャレンジしたが「撮影時の指導は本番直前だったので、立ち回りの稽古や蹴り、パンチなど普段からのアクショントレーニングが活きた」。アクショントレーニングは女優を志したころからはじめたもの。見えざる日ごろの努力が実を結んだ。

日本でのKARA人気があったゆえに、知英の知名度は抜群に高い。「グループにいた当時はブレイクしているという実感はあまりなかったけれど、女優を始めてからグループの人気がどれだけ凄かったのかを実感する機会は多かった。私は『初めまして』でも、初めて会うスタッフの方や、俳優の方々が私を知ってくれていたのです」。


だが女優として活動し始めた当初は戸惑いもあった。「みなさんが私を知ってくれているありがたさもある一方で、今回の作品のように女優としてグループの時の明るい知英のイメージとは違うことをしようとしているので、ガッカリさせてしまったらどうしようと悩むこともありました」と打ち明ける。


女優業という今一番自分が打ち込める表現の場が与えられている限り、力を緩めることなく模索していきたいと考えている。「思ってたイメージとは違う知英は素敵だという人もいるし、あの時のままでいてほしいという人もいる。もちろん意見は人それぞれ。私のできることは努力だけ。評価というものは自然についてくるものだと信じて、意識しすぎず素敵な作品に出合い、向き合っていきたい」と前進を誓う。


なによりも知英は、挑戦が好きだ。「コメディ、人間ドラマ、アクションの次はラブストーリーをやってみたい。感動あり、涙ありの大人のThe Love Storyで新しい私に出会いたい」。過去に捕らわれず、一歩を踏み出して足跡をくっきりと残していく。主演ドラマ1作、主演映画3作の多忙ぶりは必然だった。


文:石井 隼人

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