「何食べ」西島秀俊&内野聖陽が起こす飯テロ、いちばんの調味料は…?

dwango.jp news / 2019年5月5日 19時33分

よしながふみ原作の人気マンガをドラマ実写化、西島秀俊と内野聖陽が男性カップルを演じる「きのう何食べた?」(テレビ東京・毎週金曜深夜0:12~、以下「何食べ」)は、毎週金曜の深夜に飯テロを起こしている。シロさん(西島秀俊)が楽しそうに作る家庭料理と、それを幸せそうに頬張るケンジ(内野聖陽)。あまりに美味しそうな料理の数々は、深夜に視聴者の腹を空かせ、おまけに次の日の献立まで決めてしまいかねない。

「何食べ」に登場する料理は、高級なものや特別手の込んだ一品が出てくるわけではない。スーパーで安く手に入れた食材や、おすそ分けしてもらったものを使いながら、栄養を考えた献立をシロさん(西島秀俊)が手際よく調理していく。主婦あるあるも満載。例えば煮込み料理に使うトマト缶は、いくらかタッパーに入れて取っておいたり、缶に水を入れて残ったトマトを使い切りながら鍋に水を足したり。料理をする人にとっては、「それ、やる!」と思うシーンがたくさんあり、それらが細かく描かれているのも「何食べ」の特徴だ。

「特別手の込んだ一品ではない」と言っても、ホワイトソースとトマトソースを両方作ってチーズとともに交互に重ねて作るラザニアは「手の込んだ料理」と言われるかもしれない。“難しい料理”というより“手間を惜しまない”という表現の方がしっくりくるだろうか。ラザニアは、ケンジが毎年リクエストするクリスマスの二人の定番メニューで、同棲を始めて最初にシロさんが腕をふるったメニューでもある。大事な想いが詰まった特別メニューだって時にはある。

しかし、どんな料理にも共通しているのは、パートナーとの食事を大切にし、美味しそうに食べるケンジのことを想像しながらシロさん(西島秀俊)が愛情をこめて料理していること。そして、ケンジ(内野聖陽)も同じ価値感でシロさんの作る料理=愛情を丁寧に受け取っているということ。必ず一品一品に対して「この醤油のこげた匂いってたまんないよね~」などと感想を口にする。

飯テロを起こしているのは、単にめちゃくちゃ美味しそうな料理の映像というだけでなく、その料理を含め、二人の愛情が溢れる食卓風景もまた飯テロなのではないかと感じるのだ。


3日深夜に放送された第5話は、いつにもまして“飯テロ”回。食卓を通して二人の愛情が見えてくる回となった。(以下、ネタバレあり)

朝食を食べながら、正月に「実家に帰りたくない」と愚痴を言うシロさん(西島秀俊)に対し、ケンジ(内野聖陽)は「うわべだけでも理解のある言い方してくれる親に、ちょっとは感謝した方がいいんじゃない?」といつになく真面目な調子で話した。


その日シロさんが作った夕食は、がっつり系のあんかけチャーハン、こってりオイスターソース炒め、卵を使った品を2品。ケンジの好物ばかり。ケンジに歩み寄ったメニューだ。そしてシロさんは「大晦日、家に帰ることにしたよ」と言った。言い過ぎたと反省していたケンジは複雑な表情を浮かべるが、シロさんは「やっぱうまいな!あんかけチャーハン」とにっこり。ケンジも「こってりメニューって最強だよね。」と返し、二人の食卓に笑顔が戻った。

大晦日を一人で過ごすことになったケンジ(内野聖陽)。ここで原作ファンも待っていた「サッポロ一番みそラーメン」が登場した。半熟卵をレンジで作って、禁断のバターも投入。「ラーメンスープは濃くてなんぼだからな~」「真夜中に食べるとシロさん怒るだろうな~」と、深夜のこってりメニューのちょっとした罪悪感を楽しみながら、うきうき調理するケンジの様子は相変わらず可愛い。そして、水をきっかり500cc入れてから「こっからは何があってもノンストップだ」。携帯の着信があっても無視!シロさんから何度か着信があっても、サッポロ一番に集中だ。カウントダウンも見ながら至福の時を過ごすケンジにもう一度着信。「なんで電話にでないんだよ!」と怒るシロさんに、ケンジが魔法の言葉を発する。

「サッポロ一番食べてた。」
しばしの沈黙のあと、シロさん(西島秀俊)が返した言葉は
「サッポロ一番じゃ仕方ねぇな」「作ったら即食べだよな、アレは。」

魔法の言葉は言い過ぎかもしれないが、こんなふうに些細な価値観がぴったり合っていることって幸せなのだなと思わせるシーンだった。視聴者からも、「このシーン大好き!!」「なにこの可愛い会話…っ!」「平和で可愛い世界」と大好評。そして「ケンジがサッポロ一番食べてたから食べたくなってきた」「お昼は味噌ラーメンだ!」などと、さっそくサッポロ一番が視聴者の食卓に出てきそうなコメントが続出した。(その後、実際に作ったという画像が多数投稿されている)


大晦日を実家で過ごしたシロさんは、大量の餅を持ち帰る。そこから地獄の餅メニューが続く。きなこ餅、おろし醤油餅、お雑煮、餅ピザ…ついにケンジが「餅以外の炭水化物が食べたいの。」「あの憎い女のお店のでもいいからパンが食べたい」と発狂。翌朝久々にトーストの朝食に。トーストに塗ったのは、シロさんの母親がお正月に作った栗きんとんの残り。ケンジが「また来年も食べたいな」と呟く。シロさんも、その想いをしっかりと受け取り「言っとくよ」と返した。

食事のメニューで歩み寄ったり、「美味しい」を共有することで絆を深めたり。こんな時間って大切だな、こんなふうに食卓を囲みたい。そう思わせる二人の食卓風景が一つの美味しさとなって加わり、深夜の飯テロを起こしている。いちばんの調味料はお互いを想う気持ちなのでは…?


さて次回は、小日向(山本耕史)の恋人・“ジルベール”こと航(磯村勇斗)がついに登場するようだ。ますます楽しみな「何食べ」第6話は、10日(金)深夜0:12放送。


©「きのう何食べた?」製作委員会




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