ユナイトゆきみ卒業!ラストステージで完全燃焼

dwango.jp news / 2014年4月21日 18時56分

ユナイトが4/19、渋谷WWWにてDrゆきみのバースデーライヴ「春に産まれたけどゆきみ!何かが起こるゆきバーサリー!」を開催した。

最早恒例になりつつあるメンバーフィーチャーイベントだが、寒い冬も終わって迎えるこの日、彼の人柄のようなハートフルで笑顔溢れるライヴが展開されるだろうと思われていた。しかし先日この日をもって持病の腰痛の悪化により、ゆきみがユナイトから脱退することが発表されると一転彼の最後の勇姿の場となってしまったのだ。“終わらないバンド”という大きな目標を掲げるユナイトにとってメンバーを一人失うことがどんなことを意味するのか?会場に集まったファンはその答えを求めて、ここに集まっているように感じてならなかった。

祝福と悲しみ。

相反する2つの感情が入り交じる異様な雰囲気を吹き飛ばすように、オープニングはゆきみ作詞作曲の『Chronus』でスタート。パワフルなバンドサウンドを浴びると、まだ出来るよ!とどうしても思ってしまう。こんな想いが今日何度訪れるのだろうと考えるとやはり寂しさを感じずにはいられないが、そんなことはお構いなしにライヴは進んでいく。

「久々の曲を」という結(Vo)のMCから『提案』『ハイスピードフェイスレスネス』『3rd Blue』とアップテンポな曲を次々と投下する。ともすると少しでもドラムに負担の少ない楽曲を、と考えてしまうかもしれないが違うのだ。ユナイトがユナイトらしくいること、何よりもファンを楽しませることが第一に考えられたこの流れは紛れもなくユナイトのゆきみが確かに存在している証なのだ。ライヴそのものをもって彼に存在意義を与えているその姿はユナイト流の祝福に見えて仕方が無かった。

そんな熱気溢れる展開から『青と白のコトバ』『答え無いコトバ』というゆきみ作詞作曲の2曲へと続いていく。彼の作る繊細で人の記憶を抉る楽曲はユナイトの持つ幅広い楽曲達の中でも異質であり、秀逸だ。自然に会場に響き渡った大きな拍手が何よりもそれを物語っていたように思う。

しっとりと、どこかふわふわした空気に包み込まれたがそれも束の間。彼らのライヴがこれで終わるはずがないし、ファンもそれを望んでいない。本編最後のブロックは正に嵐の選曲。『FCW』『Love_Duck_Core_Nothing』『world wide wish』とここまで体力を温存していたのか!と思う程に暴れ狂うメンバーの姿がそこにあった。本当に会場を壊してしまうのでは?と感じる程のファンとの一体感は、(こんなことを言うと怒られてしまうかもしれないが)今まで見たどのライヴよりも鬼気迫る、狂気に溢れた光景であった。

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