石月努「黒ノ夜」で魅せたオーディエンスに対する問いかけ

dwango.jp news / 2014年6月3日 16時17分

2012年9月ソロアーティストとして再始動してから約1年半。驚異的なペースで作品をリリースしている石月努。

4月1日に2枚同時リリースした『WHITE DISC【白盤】』『BLACK DISC【黒盤】』もタイトルが示すように、2枚の作品が対になっているという意欲作だ。また本作品から再始動以降、石月をサポートしてきたメンバー3人が“石月努 with (K)NIGHtribe”という名で正式にサポートチーム(バンド)となった。

その石月努 with (K)NIGHtribe名義としての初ライヴが5月5日、6日の2日間、東京キネマ倶楽部にて行われた。1日目の5日が「白ノ夜」。2日目の6日が「黒ノ夜」と音源『白盤』、『黒盤』とリンクするというコンセプトとなっている。早速この“白”と“黒”の2daysライヴをレポートしよう。

【5月6日「黒ノ夜」】
昨晩の「白ノ夜」と対になるような演出で『黒盤』に収録されているインストナンバー『BLACK CAT』の速いパッセージのシーケンスフレーズと4つ打ちのキックが高揚感を煽る。黒を基調としたスタイリングでステージに姿を現した4人。ここまでの演出は1日目の「白ノ夜」とテレコになっている。

オープニングナンバーは『黒盤』の1曲目でもあった『FACES』。ドラムスLEVINの真骨頂である、大きなタイム感のビートにギターの桜村とベースのSatoのエッジの効いたリフが絡み合う。さらに石月にねっとりとしたヴォーカルが重なる。また、ステージに用意されたストロボライトがステージの4人をほんの一瞬映し出しては、また暗転する。聴覚と視覚がグルグルに刺激され、オーディエンスはトランス状態となる。続く『GAME』では、幾分BPMが上がり、モニタースピーカーに足をかけた石月が挑発的に歌う。「黒ノ夜、真っ黒に染めよう!」という煽りと同時に『黒盤』に収録されている『FAME69』が始まる。イントロの重々しさから、一気に開けるサビ。ミドルのパートでは、ギターの桜村がエモーショナルなソロを聴かせるなど、コンパクトながらも、様々な表情を見せるこの曲。各パートに見せ所も多く、ライヴ映えのするチューンであることを強く感じた。石月は着ていた黒いジャケットを脱ぎ、額に滲んだ汗を拭った後、桜村が一呼吸おいてから『雨のち、君が咲く。』の妖しいギターリフを刻む。抑制されたメロディーに激しい求愛の言葉が絡むこの『雨のち、君が咲く。』。石月は言葉を噛み締める様に丁寧に歌う。

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