アンジェラ・アキ活動休止、涙のフィナーレ

dwango.jp news / 2014年8月5日 11時46分

アンジェラ・アキの日本での音楽活動が停止となる最後のライブが、8月4日、日本武道館で開催された。

2005年のメジャーデビューから約10年の活動の集大成となるメモリアルなステージは、2006年12月に史上初となる単独ピアノ弾き語り公演を大成功させた聖地、日本武道館。日本武道館といえば、多くのミュージシャンにとって目標となる場所であり、アンジェラにとっても夢をかなえることの大きな象徴でもあった。盛大な拍手で幕を開けたステージでは、14000人超満員の観客に見守られながら、アンジェラと共に10年間を彩った名曲の数々が披露された。

長年連れ添ったバンドメンバーとピアノトリオの編成で臨んだ舞台は、アンジェラの歌声とピアノを最大限にフィーチャーしたもので、集まった観客はその一音一音を噛みしめるように音楽に聴き入った。また、定番となったMCコーナー「スナックふるさと」では、ファンの間では伝説となっているトークネタを披露し、アンジェラのもう一つの真骨頂“お笑い”で会場を沸かせた。

「10年間、たくさんのスタッフに支えられて頑張って来られました。しばらく一緒にお仕事出来なくなるのは寂しいけれど、ありがとうの気持ちを伝えたい。そしてまた初心に帰って、この曲を皆に聴いてほしい。」と語ったアンジェラは、デビュー曲『HOME』を淡々と力強く歌った。

最後は名残惜しむようにバンドメンバーを送り出すとアンジェラは一人ステージに残り、「私にとって音楽とは、一言で言うと“つながり”なんです。人間は一人ひとりが孤独な点だけど、それが線につながって、そして輪になっていく。この“つながり”は、私の一生分の財産です。“Keep On Dreaming, All Your Life.”いつでも夢を見続けて。この言葉を胸に、夢に向かって踏み出します。」と、強い決意を語った。

ラスト一曲となった代表曲『サクラ色』では感極まりながらも堂々と歌い上げ、観客のかざしたライトが煌めく会場は、舞い降りる桜の花びらと共にアンジェラの門出を温かく包みこんだ。

今回の全国ツアーでは延べ11万人を動員、全44公演の長きにわたる公演が幕を閉じた。アンジェラは、今秋からアメリカの音楽大学に留学するため、日本における音楽活動を無期限で停止することを発表している。2006年12月に、その長きにわたる武道館の歴史のなかでも史上初となる単独ピアノ弾き語り公演を大成功させて以降、毎年12月に開催してきた武道館ライブ。ひとつの区切りとして行なわれるこの武道館公演は、日本からアメリカへ、そして世界へ飛び立とうとする彼女の新たな夢への滑走路となった。

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