イルカの赤ちゃん、興奮した人間たちの自撮りでショック死
ニューズウィーク日本版 / 2017年8月17日 15時1分
<母親からはぐれたイルカの子供を殺してしまった人間の身勝手>
スペイン南部の海岸で、イルカの赤ん坊が死んだ。興奮した海水浴客がよってたかって触ったり自撮りをした結果だという。
動物愛護団体エクイナックのフェイスブックページによると、スペイン南東部モハカルの海岸にイルカの子供が一頭で迷い込み、たちまち「数百人」の人間に囲まれた。
心配した住民がスペインの動物救急ダイヤル112に電話し、エクイナックが救出のため派遣されたが、15分後に海岸に到着したときにはすでに死んでいた。
エクイナックによれば、イルカは「ストレスにとても弱い」。とくに母親とはぐれて弱って怯えている子イルカの場合、しつこく触ったり写真を撮ったりするとショック状態に陥るという。
「寂しくてお腹が空いて怯えるイルカの気持ちがわからないのか」と、エクイナックはフェイスブックに書いている。「そっとして、すぐに助けを呼ぶべきだった」「保護動物のイルカを殺せば犯罪にもなりうる。誰であろうと見つけたら容赦なく追及する」
死んでしまったイルカの赤ちゃん Facebook/Equinac
【参考記事】垂れ耳猫のスコフォがこの世から消える!? 動物愛護団体から残酷との声
【参考記事】ウォンバットのうんちはなぜ四角いのか
【参考記事】シャチがホホジロザメを餌にし始めた
【お知らせ】ニューズウィーク日本版メルマガリニューアル!
ご登録(無料)はこちらから=>>
ジョシュ・ロウ
この記事に関連するニュース
-
身近な人からレイプされ、母親には刃物を突き付けられ…… 元新興宗教信者が取材でたどり着いた「エグすぎる宗教虐待」の実態とは
文春オンライン / 2024年4月18日 17時0分
-
地震ではぐれたペットを保護 石川県に動物愛護センター開設
共同通信 / 2024年4月14日 17時10分
-
ハムスターを宅配便で譲渡しないで……保護団体が注意喚起
おたくま経済新聞 / 2024年4月5日 9時27分
-
救えなかった命への償い 保護団体が抱える自責の念 殺処分ゼロに向けた歩みを止めてはいけない
まいどなニュース / 2024年3月27日 15時30分
-
保護団体で最高齢の猫を引き取った娘、今では16歳と17歳のベストフレンドに 仲良く勉強する姿がほほ笑ましい【海外】
ねとらぼ / 2024年3月25日 20時30分
ランキング
-
1イスラエルがイランの施設に対しミサイル攻撃か
日テレNEWS NNN / 2024年4月19日 11時6分
-
2ロシア情報機関に協力疑い逮捕 ウクライナ大統領暗殺計画
共同通信 / 2024年4月19日 7時20分
-
3イラン高官「直ちに報復計画はない」“イスラエルがイラン攻撃”米報道
日テレNEWS NNN / 2024年4月19日 18時37分
-
4イスラエル、イランに反撃 中部の空軍基地標的か
共同通信 / 2024年4月19日 21時12分
-
5核施設攻撃すれば同様の反撃 イラン、イスラエルに警告
AFPBB News / 2024年4月19日 11時51分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください