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ドナルド・トランプは何度も手を洗う強迫性障害だった

ニューズウィーク日本版 / 2017年9月27日 19時30分

<1993年のインタビューで、トランプは自らの性癖について語っていた。一日に何度も手を洗い、飲み物はできるだけストローで飲むのだという>

ドナルド・トランプ米大統領はかつて、自分は一日に何度でも手を洗う潔癖症で、飲み物もストローで飲まなければならないと、ラジオパーソナリティのハワード・スターンに語っていた。

この発言は、1993~2015年の間にスターンがトランプにインタビューした全15時間の未公開テープに入っていた。本誌は今回、このテープを独占入手した。

1993年のインタビューで、スターンはこう言っている。「今日は、(ドナルド・トランプについて)興味深いことがわかった。彼はとても裕福なのに、強迫性障害に捕らわれているそうだ」

スターン:「一日に何度も手を洗わなければ気が済まないんだって?」
トランプ:「多ければ多いほどいい」

トランプはまた、グラスに直接口をつけるより、ストローで飲むほうがいいと言った。トイレに行った人が触って黴菌が付いているかもしれないからだ。「グラスが汚染されているかもしれないと?」「その可能性は間違いなくある」

トランプの執拗な手洗いは精神的な問題のせいかもしれないとスターンが言うと、トランプは「そうかもしれない」と答え、付け加えた。でもこのインタビューは手を洗いに行かずにこなしているよ、と。

「そのほうが好きなんだ。清潔なのが好きだ。きれいであることはいいことだ。手だけでなく、身体も、何もかも」と、トランプは言った。自分の強迫神経症的な行動について、医者に診せたことはないという。



ハリエット・シンクレア

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