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次世代iPhone3機種はコスパ重視、iPhoneXは生産停止?

ニューズウィーク日本版 / 2018年1月24日 15時17分

<9月にも発売と噂の次世代iPhoneは、iPhoneXの失敗を踏まえたものになる。iPhoneXは生産停止の噂も>

2018年に発売されると噂される「iPhoneの6.1インチモデル」に関する新情報が明らかになった。アップル関連ニュースサイト「マック・ルーマーズ」が、KGI証券のアナリスト、ミンチー・クオの調査ノートを報じた。

アップルは2018年9月に、6.1インチモデル、5.8インチモデル、大型の6.5インチモデルのiPhoneを発売すると見られている。この3モデルは、2017年秋に発売された「iPhone 8」と「iPhone X」に続くものだ。2018年のモデルには、顔認証システム「Face ID」などの、iPhone Xの機能が搭載される見込みだ。

新モデルはiPhoneXに似たものになると噂されているが、6.1インチモデルには、iPhone Xの2枚重ねロジックボードとL字型電池パックは搭載されない。その代わり、iPhone 8と「iPhone 8 Plus」で見られるような、標準的なロジックボードと、長方形の電池パックが使われる見込みだ。

価格はiPhoneXより下

調査ノートは、アメリカでの6.1インチモデルの販売価格は700~800ドルとしている。6.1インチモデルの発表時期は9~10月ごろで、あわせて5.8インチモデルと、「iPhoneX Plus」と銘打たれた6.5インチモデルも発表されるとしている。また、6.1インチモデルの出荷数はiPhoneラインナップ全体の50%前後を占め、2019年まで堅調な売れ行きを維持すると予想されている。

iPhone Xは1000ドル前後と高価だったが、6.1インチモデルはそれより安くなる見込み。価格を下げるために、次期iPhoneの6.1インチモデルでは、アルミ製のフレームとシングルレンズカメラが採用され、「3D Touch」機能は搭載されない。また、有機EL(OLED)ディスプレイではなく、液晶(LCD)ディスプレイになる見込みだ。2018年に発売される他の2モデルについては、有機ELディスプレイが使われると噂されている。

クオは調査ノートのなかで、次のように述べる。「6.1インチモデルの価格予想は650~750ドルから700~800ドルに上方修正する。出荷台数予測については、ポジティブな見方を維持する」



次期iPhoneの背面パネルが、iPhone Xのようなガラス製ではなく、アルミ製に戻るのかどうかはまだ不明だ。アルミ製になればデバイスの耐久性は高まるが、ワイヤレス充電機能の妨げになる可能性もある。

噂によれば、次期iPhoneにも、iPhone Xの「TrueDepth」カメラシステムが搭載されるという。このシステムは、Face ID、アニ文字、ポートレートモードの基盤になっている。また、バッテリー容量も大きくなる見込みだ。5.8インチモデルのバッテリー容量は、現行モデルの2,716mAhを上回る2,900mAh~3,000mAhになる可能性がある。

一方、アップルアナリストの間では、iPhoneの最高級機種iPhoneXは売れ行き不振のため、発売から1年以内にも生産停止になるという噂が飛び交っている。もしそうなれば、次世代機種が発売になる前に生産停止になる初めてのiPhoneになるかもしれない。

(翻訳:ガリレオ)

International Business Times


デニス・モレノ

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