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トランプへの反対演説に抜擢されたケネディ家のホープ、「よだれ」に注目!

ニューズウィーク日本版 / 2018年2月1日 13時40分

<打倒トランプで米民主党が繰り出した名門ケネディ家の若き獅子が、残念ながらカッコ悪いことに>

ジョー・ケネディは、演説中よだれを垂らしていた?

ドナルド・トランプ米大統領が一般教書演説を行った1月31日、野党恒例の反論演説に立ったジョー・ケネディ3世下院議員(37)のことだ。ジョン・F・ケネディ元大統領の弟ロバート・ケネディ元司法長官の孫で、民主党の希望の星。ケネディ家の一員らしく熱く理想に燃える演説をした。

だが演説後、インターネットを沸かせたのは別の関心だった――ケネディの口の端のあれはよだれだったのか?

ケネディの唇の右端に光る未確認の液体に、ツイッターはたくさんの投稿で盛り上がった。なかには、口元をクローズアップしたキャプチャ画像もあった。

何とかリカバー

ケネディ自身も反応した。CNNに出演した彼は、チュッパチャプスが付いた跡だと説明した。「最近、チュッパチャプスの食べ過ぎなんだ」

Marco Rubio had dry-mouth during his #SOTU response in 2013.Joe Kennedy has drool-mouth. pic.twitter.com/7DUVnfcIJJ— Frank Luntz (@FrankLuntz) 2018年1月31日


ケネディの演説の要諦はもちろんよだれではなく、トランプの一般教書演説に反論することだ。彼はトランプを名指しせずにこう訴えた。

「いじめっ子はパンチを決めるかもしれない」と、ケネディは言った。「相手の顔に痣を付けることも可能だろう。だが、未来を守るために立ち上がった人々の強さと気迫にいじめっ子が勝ったことは、アメリカの歴史上一度もない」

よだれをからかってもジョークで終わり、仕返しが100倍になって返ってこないのも近頃では新鮮だ。

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リア・トーマス

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