キャンプと天気は切り離せない 臨機応変に対応しよう

NHKテキストビュー / 2020年7月16日 0時0分

せっかくキャンプに出かけたのに、途中から天気が悪くなってきたらどうしたらいいのでしょうか。自然は人間の思いとは関係なく、その姿を急変させるものです。そんなときでも臨機応変に対応できるようにしておきましょう。アウトドアライフアドバイザーの寒川 一(さんがわ・はじめ)さんが、自然の中で快適に過ごすコツを教えてくれました。

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■キャンプのベストシーズンは?

キャンプは夏休みの定番イベントの1つ。しかし、最近の日本は猛暑続き。テントやタープの設営をするだけで汗だくです。夏場にキャンプへ出かける場合は、高原や森林など、標高が高く涼しいキャンプ場であれば、たのしい時間が過ごせるはず。
一方、春や秋は、日中が過ごしやすく、キャンプにはうってつけのシーズンです。朝晩の寒さも、服を着込んだり、温かい食べ物を食べるなどすれば快適です。また、広口ボトルにお湯を入れれば、湯たんぽ代わりになり温かく寝られます。
ちなみに上級者のなかには、人が少なく虫もおらず、思う存分たき火を楽しめるという理由で、冬のキャンプを愛好する人もいます。

■自然の中にお邪魔する謙虚な気持ちをもつ

ふだんの生活では、外がどんなに悪天候であっても、電気、ガス、水道などのライフラインが止まらない限り、家の中にいればいつもと変わらぬ暮らしを送れます。家が自然の影響を最小限に抑えてくれるのです。
しかし、キャンプで寝泊まりするテントは室内と外とをシート1、2枚で隔てているだけ。少し風が吹いたり、雨が降ったりするだけで、物が飛んだり、室内がぬれたりと、さまざまな影響が出ます。
キャンプは自然の中で過ごす行為ですから、自宅とまるっきり同じ環境を求めるのは難しいのです。むしろ、「さまざまに変化する自然の様子に、人のほうから寄り添い、できる範囲で快適に過ごせるように工夫する」という考え方が大切になるでしょう。

■雨のときはどうするの?

キャンプで雨が降ってきたらどうすべきか? 大事なことは、このあとの天候がどうなるのか、予測をしながら動くことです。最近のキャンプ用品には、ある程度の雨なら耐えられるだけの性能があります。スマートフォンなどで天気予報を確認し、ひどい状況にならないようなら、テントのなかやタープの下で雨宿りしながら、雨をやりすごしましょう。
ただし、川沿いのキャンプ場などでは、雨によって川が増水することもあるので、注意が必要です。キャンプ場や地域のアナウンスにも気を配り、警報や注意報が出たら、速やかに避難するようにしましょう。
■『NHK趣味どきっ!たのしく防災!はじめてのキャンプ』より

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