「評論家冥利に尽きる」 "引退"直前の三宅久之氏がニコ生で語る政治 全文書き起こし<後編>

ニコニコニュース / 2012年4月3日 14時21分

三宅久之氏

 「彼の"改革の志"は買っています」――。2012年3月28日夜、ニコニコ生放送の番組に出演した三宅久之氏は、「橋下徹・大阪市長の『大阪維新の会』をどう思うか」という視聴者の質問に対してこのように答えた。今春で政治評論家の"引退"を表明している三宅氏は、これからのメディア、そして日本の政治の未来について、どのような"置き手紙"を残すのだろうか。番組の終わりに、「寂しい」「また来てください」という引退を惜しむ声が視聴者から寄せられると、三宅氏は「評論家冥利に尽きる」と語った。

 以下、番組の後半部分を全文書き起こして紹介する。

・"引退"直前の政治評論家・三宅久之氏がニコ生に初出演 「国会の野次はユーモアのかけらもない」 全文書き起こし<前編>
http://news.nicovideo.jp/watch/nw228212
・[ニコニコ生放送]本記事の書き起こし開始部分から視聴 - 会員登録が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/lv85917754?po=newsinfoseek&ref=news#0:31:04

■"権力"とケンカするときの注意点

角谷浩一氏(以下、角谷): 派閥に付いてくる番記者。それは、会社から「お前、ここの派閥行け」と言われて配属されるんだけど、そこで頭角をあらわしてくると、派閥を取り仕切る記者が出てきたり、「お前、立候補しないか?」という話が出てきたりする。つまり、それくらい、政治家養成の予備軍みたいな部分もあったということですか?

三宅久之氏(以下、三宅): 予備軍ということもないでしょうけど。ただ、本当に「心しなきゃいかん」と思ったのは、派閥でいろいろな・・・。例えば、私も河野派だけを持っているわけではないので、いろいろなところに行くでしょ。

 例えば総理大臣にもなったことがある人だけども。寒い夜に、10人ぐらいの記者が集まることがあるでしょ。その内の1人を呼び出して、「○○君、暖炉の火が消えかかっているぞ」って言うんですよ。新聞記者にですよ。すると「はい」と言って、焚き木を持ってきて、(暖炉に)くべる奴がいるんですよ。普通、そんなこと言いませんよ。書生かなんかにやらせりゃいいことでね。

 そういう時に、唯々諾々としてやっていると、みんな顔を見合わせるんですよ。「あいつやっぱり、金を貰っているんじゃないか」と思うわけですよ。そうじゃなかったら、新聞記者に向かって「火が消えかかっているぞ」なんて。そんなことは、女中さんか書生を呼んで言えばいいことであってね。そういうことですから、(番記者仲間で)ワイワイとやっていても、何となしに、正道から外れていると分かるんですね。

ニコニコニュース

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング