アディダスvsプーマの戦いは兄弟喧嘩でもあった!? スポーツ業界の二大巨頭の歴史に迫る

ニコニコニュース / 2017年5月17日 12時0分

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ニコニコドキュメンタリーでは、『ザ・ライバル』と題して、世界が注目する"ライバル関係"を描いた12作品を、ニコニコ生放送にてお届けします。

 本稿では、そんな『ザ・ライバル』シリーズの内容を、プロデューサーを務める吉川圭三が5月24日に放送される『ダスラーVSダスラー ~プーマとアディダスの兄弟対決~』を解説。
 「世界まる見え!テレビ特捜部」や「恋のから騒ぎ」など、数々の人気テレビ番組を手がけてきた吉川氏が語る、対決の見所とは......!?

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スポーツはビッグビジネス

今回はスポーツビジネスの話である。
 2015年のスポーツ用品売上ランキング・ベスト10では。

1位 ナイキ(米) 3,060,100万ドル(3兆円以上)
2位 アディダス(独) 1,860,650万ドル
3位 ザ・ノース・フェイス(米) 1,237,700万ドル
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7位 アシックス(日) 389,931万ドル
8位 プーマ(独) 372,570万ドル
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(***は日本では有名でないが、欧米で人気のメーカー)

 この、2位と8位が歴史的には本物の兄弟(ダスラー兄弟)が別れでできた会社というのだから、このドキュメンタリーが面白くないはずがない。

 思えば第二次大戦後、スポーツビジネスは想像を絶するビッグビジネスになった。特にテレビ中継や雑誌掲載による影響は絶大だった。
 オリンピックで、ワールドカップサッカーで、内外の野球で、内外のゴルフのトーナメントで、バスケットボールで、スキー等の冬季スポーツで我々はスター選手の身に着けている服、使用している用具、履いている靴、を常に見ている。時に超クローズアップで。

 マイケル・ジョーダンの履いていたエアー・ジョーダンはシリーズ14まで作られたのだが全世界で一体どれだけ売れたのであろうか? 「それを使ったらスター選手の様に自分も超人・名人になれるかも知れない」皆はそう夢想するのは当然かもしれない。特に上位の2メーカー等はプロ使用だけではなく日常のスポーツ用、普段着用、応援用などにも使われるのだからその需要の大きさは底知れない。

プーマ、アディダスの歴史

 ここに、興味深い「世界的スポーツ用具メーカー」の歴史がある。
 1920年、ドイツのニュルンベルク近郊で兄ルドルフ・弟アドルフのダスラーが靴の製造会社「ダスラー」を設立。兄ルドルフが販売、弟アドルフが生産を担当していた。
 戦後1948年、兄弟の意見対立により会社は分裂。(戦争中の出来事が関係していたという) 兄ルドルフが「プーマ社」を、弟アドルフが「アディダス社」を設立。

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