ABC小縣裕介アナ、高石ともやさんに感謝「多大なる気付き、学びを伝えてくださった」

小縣裕介アナ(2024年7月撮影)

「関西フォークの旗手」として、1960年代後半から日本のフォークソング界をけん引してきた歌手高石ともや（本名・尻石友也＝しりいし・ともや）さんが、17日午後3時半に、京都市内の病院で亡くなった。82歳だった。高石さんがたびたび出演していたABCラジオ「おはようパーソナリティ道上洋三です」の後継番組「おはようパーソナリティ小縣裕介です」（月～木曜午前6時30分）では、高石さんを追悼した。

番組パーソナリティーの小縣裕介アナウンサー（52）は「おはパソとのご縁で言うと、こんなニュースが飛び込んで参りました」と切り出し、高石さんの訃報を伝えた。「高石ともやさんとおはパソといえば、おはパソであり、先代の道上さんとともに、挙げれば指折れないくらい大変お世話になりました。直近では『虹へ』という曲で参加いただいた」と振り返った。

高石さんが22年12月にゲスト出演した際の音源を流し、「お元気なお声を聞かせていただいてた。これが1番直近の元気な声だと思います」。内容は高石さんからの旅のススメだった。

小縣アナは「82歳ですか…。あれだけ元気にマラソンして走られて、あんなお元気な声を出されてたと思うと、82歳は早いなぁ」としみじみ。「出会いに委ね、旅をし、さすらい、今だからこそ響く言葉を伝えくださって本当にありがたかった。私にも、ABCラジオにも、おはパソにも多大なる気付き、学びを伝えてくださって本当にありがとうございました」と感謝の思いを伝えた。