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玉川徹氏「備蓄米放出を検討しては?」台風10号によるコメ収穫&9月以降の流通への影響を懸念

日刊スポーツ / 2024年8月30日 10時59分

玉川徹氏(2019年7月撮影)

元テレビ朝日社員の玉川徹氏は30日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、台風10号の今後の影響をめぐり、現在深刻な流通不足に陥っているコメについて、政府は備蓄米の放出の検討をした方がいいのでは、と提案した

この日の番組では台風10号の現状や影響などについて、VTRや全国各地から生中継で報じた。恒例のパネルコーナーでは、台風10号に伴う国内各地で交通や小売り、コンビニエンスストア、物流などに深刻な影響が出ていることに触れながら、今できる備えについて、専門家の解説をまじえながら伝えた。

コメントを求められた玉川氏は「コメの問題を、番組でもずっとやってきましたが」と、コメ不足の問題に言及。「受粉前のコメは台風の影響を受けるらしい。いわゆる『晩生(おくて=成長が遅い品種)』になると思うんだけど、そういうふうなコメへの影響が、この台風10号でどれくらいの影響を受けるのか、まだ読めない」と、台風10号が今後収穫が予定されるコメに影響をもたらさないか、と指摘した

その上で「だから(政府は要請を受けても)備蓄米の放出をしない、と今は言っていますが、検討はされていた方がいいのではないか、という気はしますね」と述べた。最近のコメ不足を受け、大阪府の吉村洋文知事が備蓄米の放出を政府に要請しているが、坂本哲志農相は8月27日の会見で、慎重な構えを崩さなかった。

MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一が「9月になれば新米が(流通する)というところもありますが、この台風の影響でどうなるか分かりませんし…」と述べると、玉川氏は「できあがっているコメはそれほど影響は受けませんが、その後、9月に入ってから影響が出てくる可能性がありますね」とも指摘。政府は、9月以降にコメの流通が「順次回復する」と楽観的な見通しを示しているが、玉川氏は不安をのぞかせた。

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