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池波志乃「『ただいま』って帰ってきそう」も中尾彬さんなき囲み取材に「今、隣にいないんだな」

日刊スポーツ / 2024年8月31日 14時37分

トークショーを終え会見する池波志乃(撮影・中島郁夫)

池波志乃(69)が31日、東京ビッグサイトで行われた、一般社団法人日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)主催「第24回JAPANドラッグストアショー」でトークイベントを行った。

5月16日に81歳で亡くなった夫の中尾彬さんが、23年にJACDS主催の第3回Men's Beautyアワードでライフスタイル部門を受賞した縁で登壇。中尾さんの死後、池波が公の場に出るのは初めて。

トークイベント後、囲み取材に応じた池波は「CMもイベントも…結局は、中尾さんのを引き継いでいる。まだ仕事中みたい。まだ『ただいま』って帰ってきそうな感じがして、しょうがない。そういうことか…たくらんでいたのかな?」と、死後も中尾さんとともに歩んでいる思いを語った。一方で、トークイベントの最後で、司会から新しく挑戦したいことは? と聞かれると「新しく挑戦するより、これから…」と口にした。

一般の観客も集まった前で、池波は「(生前、2人で)旅行に行って、どうこうと言っていたけれど…(1人だと)泊めてくれるところが少ない。若い人はおひとり様用、とある。目の前で扉を閉じられた経験がある」と、1人での旅行が難しい現状を吐露。「終活の時、そっちも考えないといけない。今からどうやって、あと何年か分からないけど。生きていくか…まだ探っている途中」と、中尾さんを失い、1人で生きていく人生を模索中だとも明かした。「ただ、暗くボンヤリしていてもしょうがないので、無理無理、好きでもない趣味をやることない。自然体でしたいこと、する時間をもらったと思っています」とも語った。

囲み取材では「CMはやらせていただいたんですけど、こういう場はずいぶん久しぶり。1人で、こういう場は予想がついていない」と、いつも夫婦で登壇していたイベントに1人で出ている戸惑いも吐露。取材陣の質問に、答えに窮すると「今、隣にいないんだな、と感じました」と寂しさもにじませた。

中尾さんが、今日のトークをどう見ていると想像するか? と聞かれると「どうでしょう? 何かもう、この辺から見られている感じ。いつも、ここにいる感じ。『変なこと言うなよ』って言われないようにしゃべらなきゃと、ちょっと意識していました」と笑った。「ちゃんとしゃべっているか、批評してくれる人だったので、言われないようにと、どこか先生が側にいるように感じていました」とも語った。トークの中で、中尾さんがトレードマークの「ねじねじストール」以上に、実はメガネが好きで100本も集めていて「ねじねじは仕事、趣味はメガネ」などと明かしたが「ちょっと、ね…言ってから大丈夫かなと思った」と笑った。また「家に帰っても『ただいま』と言わなくなった。エレベーターの中から、話している」と、常に中尾さんに語りかけているとも口にした。

トークイベント、囲み取材ともに、目には涙が浮かんでいたが、こぼさなかった。囲み取材終了後は「泣かないで良かった」と口にして会場を後にした。

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