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明石家さんま「女芸人」へ、話芸への思い 時代の流れ、変化に思うこと

日刊スポーツ / 2024年9月22日 0時20分

明石家さんま(2023年2月撮影)

明石家さんま(69)が、21日夜放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演。“芸人受難の時代”への達観した思い、持論を語った。

この日は、モーニング娘。2代目リーダーとして活躍した飯田圭織(43)が3年半ぶりに出演。さんまは「今や、お子さんいらっしゃって、それでもやっぱり、若く保ってるから」と言いながら、飯田を迎えた。

その流れから、「奇跡の55歳」と称されている「かつみ・さゆり」のさゆりに話題が及び「奇跡の~とか言われてるけど、おれらは若い時から知ってるから」と言い及んだ。

さんまは、あくまで「芸人」として接してきたといい、女性にも「下心持って接しないように、(思いを)切ってるんですよ」。女性芸人の会も仕切っており、さんまによると「女として見てくださいって言うてくるけど、見たらアカンやろ」と持論を展開した。

「『女性芸人は、きれいな~っていうポジションじゃない』っていう勝手な判断なんやけどもな」

これに、飯田も、後輩らと接している際、もう40代にもなり「いじってほしいんですけど、きれいですね~とか言われる」とポツリ。さんまは「お前でもか~。女芸人とおんなじ悩みや」と同調した。

「たまに、収録の前に楽屋とか来てな。『兄さん、顔とかいじっていただいていいんです。その方が助かるんです』言うてくるやつおる。でも、そう言われてもな、いじった方が損するからな。笑いが起こったところで、後で『なんてこと言うんだ』って。こうやって遊んでたもの、なくなってるからな。女芸人さんも、おもしろさ半減!」

時代の流れ、変化への思いを語った。

いったんこのトークが切れた後、飯田の子供が現役メンバーにあこがれ、かわいがられている話題から、飯田がトーク術を磨きたいと訴えると、再び、話芸の話題へ。

さんまは「これからトーク厳しくなっていくからな。魂から出る言葉と、作り込んでハイセンスな薄っぺらい言葉と、どっち選ぶかやけどな」などと、自らが磨いてきた話芸への思いに心を及ばせていた。

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