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斎藤元彦知事問題影響か…維新が大阪でまた敗北 府議補選で141票差次点、強い逆風は国政にも?

日刊スポーツ / 2024年9月23日 9時24分

斎藤元彦兵庫県知事(2024年8月30日撮影)

市長選に出馬した府議の辞職に伴い、22日に投開票された大阪府議摂津市選挙区補選(欠員1)で、地域政党・大阪維新の会の公認候補が敗れた。4人が出馬し、無所属新人の元市議、森西正氏(54)が、維新新人の元市議、三好俊範氏(37)ら3人をやぶり、初当選した。

森西氏と次点の三好氏は、わずか141票差だった。維新は府議の1議席を失った。投票率は投票率は36・66%。

これまで維新は大阪で圧倒的な強さを誇ってきたが、2021年の兵庫県知事選で維新が自民党とともに推薦し、初当選に導いた斎藤元彦知事(46)をめぐる疑惑告発文書問題が表面化して以降、強烈な逆風が吹いている。

8月25日に投開票された箕面市長選でも、維新の現職市長が敗北した。維新が公認した現職が敗れたのは、初めてだった。また、吉村洋文知事の地元、大阪・河内長野市で今年6月に行われた市長選では候補を擁立もできず、事実上の「不戦敗」となっている。

斎藤知事をめぐる問題は、泥沼化する一方だ。19日に県議会の全会派が共同提出した知事不信任決議が全会一致で可決されたことを受け、斎藤知事は、辞職するか10日以内に議会を解散しなければ失職する判断を迫られているが、今度の展開次第では、これまで斎藤知事を支えてきた維新への逆風も、また強まりかねない。

自民党総裁選(27日投開票)で選ばれる新総裁の判断次第では、早期の衆院解散総選挙も見込まれる中、維新は国政選挙でも苦しい立場に立たされる可能性があり、党内には不安も漂っている。

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