立岩陽一郎氏、被害が続く能登地方豪雨の復旧に「国が率先してやらないと」

大雨の影響で陥没した石川・珠洲市の道路や歩道に流れ込む濁流。奥には倒壊した家屋も（出村正幸さん提供）

ジャーナリストの立岩陽一郎氏が24日、フジテレビ系「めざまし8」（月～金曜午前8時）に出演。石川県能登地方の記録的な豪雨について、「国が率先してやらないといけない」と早急な復旧を提案した。

輪島市、珠洲市、能登町などで死者が7人になったと23日に県が発表した。立岩氏は「雨はこれからもあるでしょう。夜が明けないと全容が分からないのが本当に驚き」とした上で、「災害は止めることができなくても、命を守る態勢を国が全国で支援できるようにする」と話した。

救助活動についても言及し、「（現状）重機はあるが、生きている方がいると入れられない。機材の開発を国が率先してやらないと。新しい段階に来たと思います」と語った。

コメンテーターでタレントの武井壮は、「地震（今年1月1日の能登半島地震）以来、生活も戻っていない方がたくさんいると思う。政府、国を挙げて全力で支援して」と訴えていた。