三遊亭王楽「笑点」候補にも 5代目圓楽さんにあこがれ、あえて父好楽とは兄弟弟子に/こんな人
日刊スポーツ / 2024年9月25日 5時30分
<こんな人>
落語家三遊亭王楽(46)が来年2月20日付で7代目三遊亭円楽を襲名することが24日、発表された。
所属する「五代目円楽一門会」が決定した。父は三遊亭好楽(78)、兄弟子は22年に72歳で亡くなった6代目円楽さん。王楽は6代目の命日である30日に、都内で会見を行う。
◇ ◇ ◇
王楽は約60人が在籍する「五代目円楽一門会」のホープ的な存在だ。5代目圓楽さんは昭和の名人だった三遊亭円生の一番弟子で、1980年代の円生による落語協会の脱退騒動とその後の師匠の死後も落語協会に戻らず、自らの一門だけで活動を続けた。王楽はその27番目、そして最後の弟子として入門した。兄弟子には総領弟子の三遊亭鳳楽をはじめ、父の好楽、三遊亭円橘、当時は楽太郎を名乗っていた6代目円楽さんなどがいた。そのため、好楽とは親子ながら、兄弟弟子という関係が長く続いた。
多くの二世落語家は父親のもとに入門するが、王楽は5代目圓楽さんにあこがれて、あえて父とは兄弟弟子となる圓楽門下に入った。それもあってか、5代目圓楽さんが亡くなった直後の真打ち昇進の口上では「私には夢がありました。6代目円楽襲名と同時に真打ち昇進という夢が」とネタにしたほどだった。
五代目円楽一門会では好楽の弟子の三遊亭兼好、円橘の弟子の三遊亭萬橘とともに人気・実力のある落語家として注目されていた。そのため、日本テレビの人気演芸番組「笑点」でメンバーが代わる時、後任候補としてしばしば名前が挙がっていた。
6代目円楽さんには楽生などの弟子がおり、好楽は楽生を「7代目円楽」の候補に名前を挙げたこともあったが、結局、王楽が「夢」をかなえる形で7代目襲名が決まった。【林尚之】
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