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三上博史、20年ぶり伝説のロック・ミュージカル「ヘドウィグ」ライブバージョンで復活「渾身のライブをお届け」

日刊スポーツ / 2024年9月26日 4時0分

三上博史主演のロック・ミュージカル「HIROSHI MIKAMI/HEDWIG AND THE ANGRY INCH【LIVE】」

三上博史(62)主演で04年に大反響を集めたロック・ミュージカル「HIROSHI MIKAMI/HEDWIG AND THE ANGRY INCH【LIVE】」(11月26日から、東京・PARCO劇場など)が20年ぶりに復活することが26日、分かった。三上は「渾身(こんしん)のライブをお届けします」と意気込みをみせている。

「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」は、97年にジョン・キャメロン・ミッチェルの台本、主演で米オフ・フロードウェイで上演され、その後映画化、再演もされた名作ロック・ミュージカル。愛と自由を得るために性別適合手術をするも、手術ミスに見舞われたロックシンガー、ヘドウィグが、自らの生い立ちや心情をライブステージの中で語り、「オリジン・オブ・ラブ」など名曲の数々を歌い上げていく。

作品はマドンナやデヴィッド・ボウイら数々のアーティストを熱狂させ、“ヘドヘッド”と呼ばれる熱烈なファンを続出させたことでも知られる。

日本では04年に三上の主演で初演され、チャーミングでパワフル、セクシーなパフォーマンスが評判を呼んだ。05年にブラッシュアップした再演が実現し、熱烈なリピーターを生む伝説的公演となった。

初演から20年を経て、三上のヘドウィグがライブバージョンで復活。11月26日に東京・渋谷のPARCO劇場で開幕し、12月まで京都、仙台、福岡で上演される。

◆三上博史コメント

2003年にPARCO劇場で寺山修司の「青ひげ公の城」に出演して、「舞台という場で生きることができる」という手ごたえを得ました。そして「青ひげ」の後、アメリカを1人旅する中で、地方都市で偶然に見た舞台が「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」でした。その音楽にやられて、帰国早々「青ひげ」チームに「ヘドウィグみたいなのやりたい」と言っていたら、翌2004年には、ヘドウィグとしてPARCO劇場に立つことに。あれから20年。今はどんなライブにしたら皆さんに喜んでいただけるのか、必死で考えています。幸いミュージシャンもスタッフも20年前とほぼ同じ仲間たちがそろいました。みんなで渾身(こんしん)のライブをお届けします。どうぞお楽しみに。

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