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石破佳子さんがファーストレディーへ 石破茂氏が悲願の総理総裁、慶大同級生41年間夫を支える

日刊スポーツ / 2024年9月27日 15時47分

佳子夫人(左)を横に、街頭演説する石破茂氏(撮影・中山知子)

9人が立候補した自民党総裁選は27日、投開票され、石破茂元幹事長(67)が5度目の挑戦で「最後の総裁選」と位置づけていた戦いで、悲願の総裁の座にのぼりつめた。

1回目の投票で過半数を獲得した候補がおらず、上位2人となり、石破氏と高市早苗経済安保相(63)による決選投票にもつれこんだが、石破氏が競り勝った。石破氏は、10月1日に召集される臨時国会の首相指名選挙で、第102代代内閣総理大臣に選出される。

石破氏が首相に選出されれば、慶大時代の同級生、佳子(よしこ)夫人(67)が、ファーストレディーになる。

清楚(せいそ)な雰囲気の佳子さんは、大学時代、石破氏とドイツ語クラスで出会った。美人で評判だった佳子さんは男子学生のあこがれで、石破氏も「一目ぼれ」したとされる。猛アタックの末に、2人は1983年(昭58)に結婚した。大臣や党要職を歴任した夫に代わって地元(鳥取1区)を守り、地元では石破氏より人気が高い。これまで4度、総裁選で敗れた夫を支え続けた。

今回の総裁選をめぐっては、佳子さんや娘が石破氏の「眉メーク」を担当するなど、「見られ方」に心を砕いているとの週刊誌報道もあった。石破氏は今月、日刊スポーツなどのインタビューで「私の見た目は基本的に変わりませんが、見え方はどうなんだろうねと、妻にはご指摘される方が結構いらして…」と明かした。

「(結婚して)もう41年にもなるんですかねえ。知り合ったのは1975年(昭50)。私のいいところも悪いところもよく知っているのが、私の配偶者なんだろうなと思っています」と佳子さんについて語り「やっぱり政治家の奥さんって、大変なんです。自分があれをやりたい、これをやりたいということを言わないで支えてくれているというのは、本当に、感謝してもし尽くせない。日々、思っているところであります」と、感謝の思いを口にしていた。

総裁選には、小林鷹之前経済安保相(49)、林芳正官房長官(63)、小泉進次郎元環境相(43)、上川陽子外相(71)、加藤勝信元官房長官(68)、河野太郎デジタル相(61)、茂木敏充幹事長(68)も立候補していた。

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