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小林幸子、中越地震からの復興を願って稲刈り「本当にたくさんのエネルギーをもらっています」

日刊スポーツ / 2024年9月27日 16時26分

長岡市山古志地域(旧山古志村)の水田で、04年に発生した中越地震からの復興を願って、子どもたちと稲刈りを行った小林幸子

新潟出身の歌手小林幸子(70)が27日、同県長岡市山古志地域(旧山古志村)の水田で、04年に発生した中越地震からの復興を願い、地元主婦や山古志小の児童8人と恒例の稲刈りを行った。

68人が死亡し約4800人が重軽傷を負った中越地震から20年の節目。当時、山古志村では5人が亡くなり、全村避難を余儀なくされた。被災の記憶を語り継ぎ風化させないため、06年に「復興のシンボル」として“小林幸子田”で米作りをスタートさせた。

「中越地震で一番被害が大きかったのが山古志。あの時、多くの人が『もう土をいじれないのではないか』『もう元には戻れないかも』と言っていた。でも、復興への思いを1つにして、ぶれることなく『元に戻るんだ』という鉄のように固い思いを貫いてきました。そして今があります。震災から20年たちましたが、心配はいりません」。

この日、児童と一緒にぬかるんだ田んぼに入った。粘土質の土に足を取られて転倒しながらも、笑顔を絶やさずに稲を刈った。「子どもたちは会うたびに大きくなっている」と驚きながら「本当にたくさんのエネルギーをもらっています」と感謝の言葉を口にした。

約500平方メートルの水田から約240キロのコシヒカリを収穫。「このお米を能登地震の被災地に直接送るか、義援金にするかを考えています。何かをしなきゃね」。

稲刈りの後は一緒に汗を流した子どもたちにお土産を手渡し。「みんなありがとうね」。新潟市出身の小林だが「山古志はもう1つの故郷です。みんなが親戚みたい」。来年の再会を誓って山古志を後にした。

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