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中村勘九郎、中村七之助「帰ってこられてうれしい」8年ぶり明治座に感慨 前回はコロナで中止

日刊スポーツ / 2024年9月27日 17時49分

「明治座十一月花形歌舞伎」制作発表で笑顔で記念撮影する中村七之助(左)と中村勘九郎(撮影・浅見桂子)

中村勘九郎(42)中村七之助(41)が27日、都内で、「明治座十一月花形歌舞伎」(同11月2~26日)の制作発表に出席した。

20年3月に同じ座組で同劇場で「花形歌舞伎」を予定していたが、新型コロナウイルス拡大の影響で全公演中止になってしまった。そのため、2人は8年ぶり明治座に出演する。

勘九郎は、4年半前を振り返り「稽古をしている時が一番きつかったです。お客さまにお目にかけられないものを稽古しているのか、と。心のバランスを保つのが大変だった」とし、今回の興行について「明治座に帰ってこられるのを本当にうれしく思います」と話した。

昼の部「一本刀土俵入」では、力士から渡世人になった駒形茂兵衛を演じる。祖父17代目勘三郎さん、父18代目勘三郎さんも演じてきた役。勘九郎は「父から習って最初に浅草公会堂でつとめました。本当に細かくせりふ回しを教わりました」とし、小道具では祖父のわらじなど使うそうで「見えないパワーをもらっているような気がしてできる」と話した。

七之助は4年半前の上演予定演目だった「桜姫東文章」を坂東玉三郎に教わったことを振り返り「手取り足取り教わって、舞台稽古までできたというのは、私の役者人生におきましても数えるくらいのすばらしいことでしたが、お見せできなかったのは、本当に役者としても悔しかった思い出がございます」とした。

今回上演する夜の部「お染の七役」は早替わりが見どころ。「本当にピットインです。お弟子さん、床山さん、衣装さん、力を合わせて一生懸命やりたいと思います」と話しつつ、それぞれの役柄の気持ちを大切にしたいと話した。

ほか昼の部は「菅原伝授手習鑑 車引」「藤娘」、夜の部は「鎌倉三代記」。

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