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千鳥ノブ、父の死去明かす「最期の言葉」に感謝「ノルディック親父」として番組盛り上げたことも

日刊スポーツ / 2024年11月30日 11時51分

千鳥ノブ(2024年3月撮影)

お笑いコンビ千鳥のノブ(44)が29日放送のフジテレビ系「酒のツマミになる話」(金曜午後9時58分)で、父親が亡くなったことを告白した。

ノブは「体の大事にしているところありますか」とトークのお題を振ると、その理由を説明。「親父(おやじ)がちょっと前に亡くなったんですけど、けっこう前。大往生だったんで、全然いいんですけど」と明かした。

続けて「親父の最期の言葉っすかね…僕が実家帰って。家族で正月。楽しかった、またね、って東京へ戻るタクシーに乗ったら、親父がその時、もう電動の車いすで、フリーザが乗るような」と冗談まじりに回想。「それに乗って寄ってきて『おい、ノブ、窓開けろ』って言ってきて、『人生後半は膝ぞ!』」と声をかけられたことを明かした。

ノブはその後の近況として「僕、本当に1カ月前に膝をやっちゃったんですよ」と語ると、相方の大悟も「おとう、ちゃんと分かってたんやな」としみじみ。ノブは「したら、何もできないんすよ。好きなゴルフもできない、仕事も歩きロケもできない。ちょっとしたスポーツ企画、ごめんなさい。何もできない。鍛えることすらできなくなって、ウオーキングもできなくなったら、どんどん弱っていく」と説明し「うわ、『膝ぞ!』だ。おとう、ありがとう、というか」と、父の最期の言葉に感謝した。

その後、ゲストの少女時代スヨンがダンスの際などに「首が大事」という話をすると、大悟が「お前の親父も最期、もっと首を使えば」とノブにツッコミ。ノブも「最期、首で行けたのかな」と笑いながら「あんなハゲ親父どうするねん、首で。1歩も動けなかったぞ、最期」と明るく振り返った。大悟が「細かったな」と続けると、ノブも「言うなよ!棺桶の中のおとうが細いことを!」とツッコミを返すなど、笑顔をまじえて回想した。

ノブの父の勝治さんは、18年放送の「相席食堂」で西川きよしに岡山の自宅を訪問される形で番組出演した。当時71歳。近所を訪れる場面では、両手につえを持つスタイルでたびたび画面にカットインし、VTRを見たノブが「おとう元気やったよ。この間まで!」と驚くと、「ノルディック複合みたいので来た」「ノルディックの親父」とツッコミを入れ、大悟も爆笑するなど番組を盛り上げていた。

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