アンパンマン・ドラえもん、国民的人気キャラ声優が対談! 実は毎週同じスタジオでアフレコ
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2020年8月12日 11時55分
8月9日(日)、女優で声優の戸田恵子がパーソナリティを務めるラジオ番組「戸田恵子 オトナクオリティ」(ニッポン放送・毎週日曜14時~14時30分)に、声優の水田わさびがゲストとして初出演。アンパンマン声優の戸田と、ドラえもん声優の水田が、キャラクターへの思いや、コロナ禍で感じた思いを語った。
声優として共演したのは、たった1度だけだという2人。オープニングで戸田は「『ドラえもん』のアフレコがどんな風に行われているのかも、伺ってみたいと思います。なかなか、よそ様の番組の収録の様子ってぜんぜん知らないので、どんな感じなのかなと思っております」とコメント。何十年も愛されている、人気キャラクターのオーディションのことから、近況に至るまでを語り合った。
戸田:ドラえもんとの出会いは? オーディションとかあったと思うんですけど……。
水田:私、ぜんぜん知らないでスタジオに行ったら、ドラえもんの台本が何枚かあって、『何だろう?』と思って。当時、私は『ドラえもん』に男の子A・Bとかの役で出ていたんです。
戸田:ああ、そうなんですか! それは声優さんとして何年目ぐらいの時ですか?
水田:10年目ぐらいですかね。『なんで私がドラえもんの台詞を読んでいるんだろう?』と思って、もちろん真似することもできず、オーディションとも知らないので……。それで後日、新聞に“代替わりする”みたいなことが書かれていて、『ええっ!? ちょっと待って、あれ、オーディションだったの!?』って。だから、みなさんと違うルートでした。
戸田:でも、意外とそういう人が決まるんですよね! もちろん、向いていたってこともあるんでしょうけど。
水田:次に呼ばれた時には、さすがにもうオーディションだと知っていたから、どら焼きを食べて行って(笑)。3回か4回、呼ばれまして。
戸田:すごい、ハードだなぁ~! あまり知られてないかもしれませんが、初代ドラえもんの声は富田耕生さん。そして、二代目が私たち憧れの野沢雅子さん!
戸田・水田:ええっ!? ってね(笑)
戸田:そして、三代目が大山のぶ代さん。野沢雅子さんは、もう何でもやってたのね!
水田:そうですね。
戸田:散々言われたとは思いますけど、大山さんの印象的なドラえもんがあって、その後を受け継ぐのはどんな感じでしたか?
水田:とにかく、F先生の原作を読みまくりました。ドラえもんってどんな性格なんだろう、と。彼はものすごく、おっちょこちょいで、かわいかったんです。それで、のび太くんもドラえもんも、ぜんぜん成長しないんですよ。
戸田:ふふふ(笑)
水田:いつも、落語みたいな感じでオチがあって、彼ら二人って、いつもゼロに戻るんですよ。で、だめだめコンビだなと思って、凄くおっちょこちょいでかわいいな、と思ったことが、ドラえもんを演じる上で、今でも常に思っているところです。のび太くんと一緒に成長していこう、という感じで思って。それを原点に演じようと、かわいくいようと思っていますね。
戸田:ドラえもんを担当されて、どれくらいになりますか?
水田:15年目ですかね。
戸田:早いねぇ……。この15年の中で、特に印象的だったのことはありますか?
水田:やっぱり、今年は忘れられない年になるだろうな……と。
戸田:そうですね。コロナウイルスの感染拡大で、いろんな事がストップして、リスタートして……。ドラえもんチームはどうでしたか?
水田:私たちは毎週、決まった曜日の決まった時間にキャラクターを演じ続ける生活があって、それが2か月間もピタっと止まるというのが……なかなかない事で。
戸田:そうですね。
水田:もうひとつの家族と会わない期間って初めてのことだったので、こんな不安な気持ちになるのかと。毎年のように映画が上映されることが、当然だと思っちゃいけないんだなって。
戸田:本当にそうですね。
水田:これって、特別なことだったんだって。普通のことがこれだけ愛おしく、尊く思えるっていうのは、いかに日常に感謝をしなきゃだめかということを、すごく気づかされた今年は、やっぱり、この15年の中で忘れられない年になると思っています。
戸田:無くなってみて、初めて分かることがね……。今って、ドラえもんのアフレコはどんな状況でやっていますか?
水田:アンパンマンチームと同じ感じで……。
戸田:ドラえもんとアンパンマンは、同じスタジオだからね。
水田:部屋を小分けに分かれて収録していて。地下とか上の階とか、人によっては電話ボックスみたいな部屋に入って、エアコンを止めなくてはいけないから「暑いですー」とか言いながら。そうやってみんな、リモートでの収録ですが、絡みで録れるって最高ですよね。
戸田:こんなにうれしいことは、ないですよね。
水田:他の現場だと、相手の声が聞こえないまま録るので、出来上がりを見るのも不安ですしね。
戸田:今回、私たちアンパンマンとドラえもんは、スタジオに恵まれたね。もちろん、一緒には録ってないんですけどね(笑)
番組ではこの他、水田が声優を目指したきっかけ、先代のジャイアン声優・たてかべ和也さんとの思い出など、声優人生を振り返った。
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