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『幽☆遊☆白書』声優・佐々木望、非公表で東大合格 クラス飲み会には「1、2回行きました(笑)」

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2020年9月23日 17時50分

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9月20日(日)、声優の佐々木望が、女優で声優の戸田恵子がパーソナリティを務めるラジオ番組「戸田恵子 オトナクオリティ」(ニッポン放送・毎週日曜14時~14時30分)に出演。声優業のかたわら勉強し、一般入試で東京大学に合格、そしてこの春2020年3月に東京大学法学部(第1類)を卒業した佐々木に、キャンパスライフの思い出を聞いた。

佐々木は、テレビアニメ『幽☆遊☆白書』(浦飯幽助)、『テニスの王子様』(亜久津)、『カードキャプターさくら』(柊沢エリオル)、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(ハサウェイ・ノア)など、これまで数多くの人気作品で主要キャラクターを好演。幼児向けのテレビアニメでは、『きかんしゃトーマス』、『それいけ!アンパンマン』といった作品にも出演している。

多くの仕事を抱えつつ、佐々木は2013年に東京大学を受験し合格。大学を受験したこと、通っていたことは仕事関係者にも公表しておらず、戸田も「望くんが通っていたの、ぜんぜん知らなかったんです!」とのこと。

番組では、東大を目指した理由や、若い学生達に混じってのキャンパスライフ、クラスメイト達との交流を聞いた。

戸田:望くんが東大を目指そうと思ったのは? もともと、他の大学も出ているの?

佐々木:出てないんです。

戸田:ご出身はどこだっけ?

佐々木:広島です。でも東京に行きたくて上京して、ずっとバイクとかに乗ってフラフラして。で、一般の方を対象にしたオーディションに合格して、それで声優になって。

戸田:じゃあ、芸能の道に興味を持っていたということ?

佐々木:誘われて受けたので、そうでもないんですよ。何がしたいかも分からないまま、ただフラフラしていた時期があって、そのままお仕事をさせていただいて、それで30年くらい経ってしまって。

戸田:でも、よりにもよって、なんて言ったらあれだけど、東大を目標にしたというのは、どういうことなの?

佐々木:何年か勉強すれば行けるかな? っていうのは、思ったような、思ってないような……(笑) 僕は仕事をしているわけなので、東京の大学じゃないと通えないし、あと、私立大学は結構学費が高いので、国立にしようと。

戸田:あはははは(笑) すごい理由!

佐々木:英語を勉強したかったので、最初は外国語専門の大学に憧れていたんですけど、どうせ行くならいろんなことを学べるところがいいと思って、東大にしました。

戸田:それで実際に受けたら、1回で合格を?

佐々木:はい。

戸田:はぁー! なんかちょっと……(笑) そうなんだ、すごいなぁー! 合格発表はどうやって確認したの?

佐々木:絶対に受かっていないと思っていたんですけど、ネットで見られるので『一応……!』と思って確認してみたら番号があって!

戸田:いやー、それはすごい体験!

佐々木:そうですね、不思議ですよね。その後もずっと不思議でした。

戸田:そしてキャンパスライフが始まる訳ですが、10代、20代の人たちと一緒に過ごしてどうでしたか?

佐々木:クラスメイトには「社会人です」とは言ったんですけど、声優だということは言わず。やっぱり、普通に接してほしかったし、それは先生も含めて。僕より年下の先生もいらっしゃるし、やりにくだろうと思って。

戸田:でも、中には「声優の佐々木望」って気づく人もいたでしょう?

佐々木:はい、あとでその話を聞いたんですけど、結構いらっしゃって。

戸田:それはねぇ、言わないだけで黙っている人もね。

佐々木:まず、ネットで私のプロフィールを調べたらしいんです。でも、「東大に行っている」ということが書いてなかったから“公表していないことなんだ”と察してくださったそうで、外に言わなかったらしいです。実は多くのクラスメイトが知っていたと、後で聞いたんですよ!

戸田:そうでしょう! みんな、うれしかったんじゃない?

佐々木:感動したのが、「『幽☆遊☆白書』、『カードキャプターさくら』、見てましたよ」ってクラスメイトの人が、あとで話してくださって。“あとで”ですよ!? なんか、感動しました。そういうのを察するって、さすがだなって思いました。

戸田:クラスメイトとは、10代の子とはどんな話をしたんですか?

佐々木:そこまでガチで溶けこんでいたわけではないですけど、こっちから“話に入りたいなー”みたいなのはしてました。クラス飲み会みたいなのは1、2回行きましたよ!「行く行くー!」って言って(笑)

在学中に「あの、声優の佐々木望だ!」と気づいても、口外しなかったクラスメイトの気づかいに、「感動しました」と語った佐々木。さすがに10代20代の若者たちと和気あいあい、とまではならなかったが、飲み会に誘われたときはうれしく、喜んで参加したと明かした。

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