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土井善晴「一汁一菜は手抜きじゃない」 家庭で毎日献立を考える“日本のお母さん”にエール

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年3月29日 21時45分

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料理研究家の土井善晴が、自身が提唱する「一汁一菜」の考え方を解説した。

3月24日に放送された、「春風亭昇太と乾貴美子のラジオビバリー昼ズ」に出演した土井。料理研究家の父・土井勝が料理に厳しく向かう姿を見て育ち、子どもの頃は「料理は簡単なことではない」と感じ、料理をすることはなかったという。

土井は、それでも料理の世界に足を踏み入れた理由について、「料理への恐怖は、自分がその道に進むことを知っていたからなんです。だから料理のことがわからなかったからフランスに修行に出ました」と、当時の自分を振り返りながら語った。

そんな土井に、乾は感謝の気持ちを伝えたいことがあるとのこと。

乾: 私、日々義務感を感じて家庭料理作ってるんですけど、土井さんの「一汁一菜でいいんだよ」っていう言葉に日々助けられているんですよ! ずっとお礼を言いたかったんです。

土井: ありがとうございます。本当にそうなんですよ。一汁一菜で手抜きだとか、自分で思ってしまうんですよ。子どもの頃にお母さんがいっぱいおかずを作ってくれたけど、時間的な理由とかで自分はできないってね。今できることって、みそ汁を具沢山にして、何かあったら一品追加するくらい。でも、それでも手抜きじゃないんですよ。

乾: だから最近、一汁一菜を心がけてます。

土井: それでいいんですよ。その食生活をしてきた人たちは、年とっても元気ですから。

乾: 毎日メニューを考えるのが難しいんですよね……

土井: プロでも難しいことを日本の多くの母親はずっと要求されてきたんですよ。本当に悩んでて、苦しんでる。家族性によってしまうんですけどね。日本にはメインディッシュはないですから、まずはお米を炊いて、みそ汁を作る。余裕がある分だけおかずを用意する。それでいいんですよ。何も考えないで作れるもの、それが一汁一菜です。

乾: 難しく考えなくでいいんですね!

土井: そうです。メニューを考えなきゃいけないって社会に思わされてるだけですから。

「何も考えず」に、日々の食生活を送ることを勧めた土井。「手近にある物で自分で作って食べるっていうのが“生きる力”になるんです」と、自論を説いた。

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