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「カセットテープ」普及前はどんなもので録音していたの?

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年6月21日 11時25分

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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。6月14日放送分のテーマは「カセットテープ」です。

ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」

カセットテープが登場するまで、録音する際には「オープンリール」というテープが使われていました。オープンリールとは、磁石の性質を持つ「磁気テープ」をリールに巻いただけのテープです。

オープンリールの場合、リールの直径が小さいものでも約13cmあって、価格が高く、録音や再生時に手間がかかり、取り扱いもデリケートというのが欠点でした。また、レコーダーも大きくて重たかったそうです。

1960年、オランダの大手電機メーカー「フィリップス」の製品開発の責任者であるルー・オッテンスは、オープンリールよりも手頃な値段で、コンパクトなテープの開発に取り組みました。

そして、1963年に発表したのが「コンパクトカセット」です。手のひらサイズのテープで、私たちが「カセットテープ」と呼んでいるものです。

その後、さまざまな経緯がありましたが、最終的にフィリップスは“テープの幅”や“テープの走行速度”といった規格を守ることを条件に、1965年に基本部分の特許を無償で公開しました。これによって日本を始め、世界の国々でカセットテープの開発が進められて行きます。

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