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名古屋で親しまれている“焼売”が駅弁になった理由

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年9月1日 11時55分

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【ライター望月の駅弁膝栗毛】
「駅弁」食べ歩き20年・5000個の放送作家・ライター望月が、自分の足で現地へ足を運びながら名作・新作合わせて、「いま味わうべき駅弁」をご紹介します。

おなじみの味 焼売弁当

首都圏から列車で旅に出るとき、白いご飯に焼売がお供……という方は多いことでしょう。じつはいま、中京・関西エリアの駅弁屋さんでも、ご当地ならではの焼売が入った駅弁を販売しています。名古屋駅には2020年末から老舗駅弁屋さんの箸袋が付いた、新たな焼売弁当が登場しました。名古屋の焼売弁当は、いったいどんな味わいなのか? さっそく、いただいてみることにいたしましょう。

N700S新幹線電車「のぞみ」、東海道新幹線・三河安城~名古屋間

東・名・阪「焼売」駅弁食べくらべ(第2回・松浦商店(寿屋)編/全3回)

東京から約1時間半。東海道新幹線「のぞみ」号の車内に「この列車は三河安城駅を時刻通りに通過いたしました。次の名古屋駅までおよそ9分です」と、肉声のアナウンスが流れると、ホッとひと安心。名古屋で下りたり、在来線特急や私鉄線に乗り継ぐ方がソワソワと身の回りの準備を始める光景が見られますね。せっかくの名古屋、ひつまぶしに味噌煮込み、あんかけスパ……早くもご当地グルメに思いを馳せる方もいるかも知れません。

おなじみの味 焼売弁当

そんな名古屋駅にあるジェイアール東海パッセンジャーズの売店で手に取ったのは、去年(2020年)12月から販売されている「おなじみの味 焼売弁当」(950円)です。名古屋で60年以上の歴史を誇る手作りの惣菜店「寿屋」が、平成31(2019)年に、名古屋駅弁「松浦商店」の子会社となったことをきっかけに、こちらの弁当が名古屋駅に登場しました。添えられている箸袋は、松浦商店の駅弁と共通のものとなっています。

おなじみの味 焼売弁当

【おしながき】
・白飯 梅干し 黒ごま 生姜昆布
・焼売
・えび焼売
・かに焼売
・玉子焼き
・かまぼこ
・煮物(筍、里芋、人参、椎茸、蕗)

おなじみの味 焼売弁当

名古屋の焼売弁当は3つの味が楽しめるのが特徴。ぎっしり詰まった焼売にえび焼売、かに焼売が各2個ずつ、計6個入っています。おかずは玉子焼き、蒲鉾、煮物と幕の内の基本を押さえながら、俵ご飯はいまの時代らしく、やや少なめです。松浦商店によると、「いろいろな焼売の味が楽しめるのが嬉しい」というお客さまの声が届いているそう。名古屋で長く親しまれている味を、弁当という形でいただくことができるのはありがたいですね。

N700S新幹線電車「こだま」、東海道新幹線・三河安城~名古屋間

コロナ禍で遠くへ出かけにくい時期ではありますが、老舗駅弁屋さんも、駅ナカだけでなく、まちの味と結びつきながら、この新弁当をはじめ、さまざまな新しい取り組みを行っています。新幹線の各駅に停まる「こだま」ですと、東京~名古屋間は「のぞみ」より1時間プラスの約2時間半の所要時間。駅弁をのんびり楽しむには、ちょうどいい乗車時間となります。名古屋の焼売弁当も、いい旅のお供になってくれそうです。

連載情報

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/

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