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都医師会・尾﨑治夫会長『治す医療から予防する医療へ』

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年1月12日 11時20分

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東京都医師会会長の尾﨑治夫氏が1月5日、ニッポン放送「モーニングライフアップ 今日の早起きドクター」に出演。「治す医療から予防する医療へ」ということについて語った。

ニッポン放送「モーニングライフアップ 今日の早起きドクター」

病気にならないための予防の必要性 ~幼児から高齢者まで

飯田浩司アナウンサー)今回は「治す医療から予防する医療へ」というテーマでお話を伺います。これは病気にならないようにするという考え方でいいですか?

尾﨑)コロナのような感染症において、予防が大事だということは、皆さん、今回よくわかったと思うのですが、一方で、いろいろな生活習慣病などが進行すると、脳卒中や心筋梗塞、または腎臓などが悪くなってしまう場合があります。

飯田)生活習慣病が進行して。

尾﨑)そうなる前に手を打てば、その病気は防げるのです。そのためには、小さい時期から高齢者まで、予防にもっと力を入れる必要があります。

飯田)予防に。

尾﨑)高齢者であれば、身体を弱らせない、あるいは認知症になりにくくする。フレイル・認知症対策などの予防も必要ですし、お子さまだと、出産期に安全に産み、乳幼児期に必要なワクチンを打ち、健診・検診をしっかり受けることができるように、お母さま方にもアドバイスをすることが必要です。

健康教育に力を入れセルフメディケーションにつなげる

尾﨑)学校に入ったら健康教育に力を入れる。「病気にならないためには、こういうことが必要なのだな」ということを理解してもらい、自分の身体をどうやって守るかというセルフメディケーションにつなげて行く。今後はそういう活動が必要なのではないかと思います。

新行市佳アナウンサー、尾﨑治夫氏、飯田浩司アナウンサー

かかりつけ医が一貫して見守って行くシステムをつくるべき

飯田)そうすると、いちばん身近なお医者さん、かかりつけのお医者さんの重要性が増すということですか?

尾﨑)そうですね。高齢者で病気を持っている方は、通院をしているところがあるので、かかりつけ医と言われる人がいるわけですが、健康な人はかかりつけ医がいないのです。

飯田)そうですね。

尾﨑)若い人に「コロナかも知れないと思ったら、まず、かかりつけ医に相談してください」と言っても、「かかりつけ医はいない」という方がたくさんいるわけです。ですから、お子さまのときから、かかりつけ医が一貫して見守って行くような、日本独自のシステムをつくるべきではないかと思っています。

診療報酬の見直しも必要

飯田)一方で、予防ではお医者さんがいまほどお金を稼げなくなってしまうのかなと、素人考えだと思うのですが、その辺りの心配はいかがですか?

尾﨑)この辺りは非常に難しいと思うのですが、そういったところにそれなりの診療報酬をつけるなど、いまのように病気を治すと診療報酬がつくという形を変えて行く。今後の社会では、その辺りの制度の見直しも必要だと思います。

飯田)予防というと、定期健診・検診がコロナで滞ってしまったという話を聞きます。

尾﨑)コロナで検診を受けなかったために、早期のガンが見逃されたケースが数万人にのぼるのではないかという話も出ていますので、そこも見直さなければいけないと思っています。

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