ニッポン放送 第59回ギャラクシー賞奨励賞受賞 特別番組「三木鶏郎とニッポン放送」 ラジオドラマ「音の無い世界へようこそ！」

「第59回ギャラクシー賞」の結果が4月28日発表され、ニッポン放送が出品した「ニッポン放送67 周年“冗談工房”65周年記念キリン一番搾りプレゼンツ三木鶏郎とニッポン放送」と、ラジオドラマ「音の無い世界へようこそ！」の2作品がラジオ部門で奨励賞を受賞した。

ラジオ部門奨励賞「ニッポン放送67 周年“冗談工房”65 周年記念　キリン一番搾りプレゼンツ三木鶏郎とニッポン放送」

放送日時：2021年7月20日18時30分～20時30分

番組内容：ラジオ・テレビを放送初期から支えていた、伝説のクリエイター三木鶏郎。番組では、三木鶏郎とはどんな人物だったのか、「トリローサンドイッチ」を制作していた三木鶏郎率いるクリエイター集団「冗談工房」のメンバーや業績、三木鶏郎が手掛けた今でも耳に残る「CMソング」の数々、65年前の貴重な音源「トリローサンドイッチ」、音楽家としての三木鶏郎…と、三木鶏郎の業績についてあらゆる角度から掘り下げた。また、大瀧詠一氏との貴重な対談の音源も交えて、三木鶏郎と放送文化の交わりについてパーソナリティの高田文夫氏がゲストを迎えながら考察した。

出演：高田文夫、箱崎みどり、泉麻人、鈴木慶一
制作者：加川峻、石田誠、山口美奈
構成・演出：松岡昇

ラジオ部門奨励賞「ラジオドラマ『音の無い世界へようこそ！』」

放送日時：2021年11月21日25時30分～26時30分
番組内容：Twitterで聴覚障害者が抱えるリアルを発信し続ける「みゆさん」が、ラジオに対する意見を述べている動画から、話を作り出したオリジナルラジオドラマ。我々、健聴者が気づかないこと、気にも留めないところで「音楽」や「ラジオ」をもっと
楽しみたいと思っている「聴覚障害者」の方々がたくさんいることを描き、今までほとんど交わることがなかったラジオと聴覚障害者の触れるきっかけを担うべく作られたラジオドラマ。

出演：神嶋里花、横塚美有、絵理子、三島せつこ、坪内悟、渡辺郁也、鈴木優奈
制作者：石田誠、古木丈博、岸野信
原作・脚本：きたむらけんじ、岸野信

◆ギャラクシー賞について
ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を顕彰するために、1963年に創設しました。審査は放送批評懇談会会員から選ばれた選奨事業委員会が担当します。賞の決定を第三者に委託する顕彰制度が多いなか、ギャラクシー賞は、放送批評懇談会の会員が一貫して審査にあたり、賞の独立性を維持しつづけています。
現在、ギャラクシー賞はテレビ、ラジオ、CM、報道活動の四部門制をとっています。毎年4月1日から翌年3月31日を審査対象期間と定め、年間の賞を選び出していきます。
（特定非営利活動法人放送批評懇談会ホームページより）